【 白( しろ )たへの 我( あ )が衣手( ころもで )を 取り持ちて 斎( いは )へ我( わ )が背子( せこ ) 直( ただ )に逢ふまでに 】 娘子( おとめ ) まっ白な心 私の衣手
ぃとしぃぁなたさま ぉもちにな . . . 本文を読む
【 あらたまの 年( とし )の緒( を )長く 逢( あ )はざれど 異( け )しき心( こころ )を 我( あ )が思( も )はなくに 】
中臣朝臣宅守 原石の あらたまのように 年月ながく . . . 本文を読む
【 ほととぎす 間( あひだ )しまし置け 汝( な )が鳴けば 我( あ )が思( も )ふ心 いたもすべなし 】
中臣朝臣宅守 ほととぎすさま あいだを ちょっと ぉぃてなぃてね ぁなたさまが
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【 向かひ居( い )て 一日( ひとひ )も落ちず 見しかども 厭( いと )はぬ妹を 月渡るまで 】
中臣朝臣宅守
むきぁって まぃにち みてぃても ぁきなぃ ぃとしぃぁなたさま
すき . . . 本文を読む
【 愛( うるは )しと 我( あ )が思( も )ふ妹( いも )を 山川( やまかは )を 中( なか )に隔( へな )りて 安けくもなし 】
中臣朝臣宅守
心から 愛している
あなたを 山や川 . . . 本文を読む
【 思ふ故( ゑ )に 逢( あ )ふものならば しましくも 妹が目離( か )れて 我居( あれを )らめやも 】 想って 逢えるならいいけど ちょっとでも あなたをみないで いられないょ はぃ . . . 本文を読む
【 愛( うるは )しと 我( あ )が思( も )ふ妹を 思ひつつ 行けばかもとな 行き悪しかるらむ 】
中臣朝臣宅守 心のそこから 愛してるょ あなたを 想いながら いくので . . . 本文を読む
【 雨隠( あまごも )り 物思( ものも )ふ時に ほととぎす 我( わ )が住む里に 来鳴きとよもす 】 雨さまふって こころは ものぉもぃ ほととぎすさま そんなに なかなぃで . . . 本文を読む
【 秋風は 日( ひ )に異( け )に吹きぬ 我妹子( わぎもこ )は 何時( いつ )とか我( われ )を 斎( いは )ひ待つらむ 】 秋の風は ひましにふいてきた あなたは 私がいつ帰るかと 想い . . . 本文を読む
【 年( とし )にありて 一夜( ひとよ )妹( いも )に逢( あ )ふ 彦星( ひこほし )も 我( われ )にまさりて 思( おも )ふらめやも 】 1年にひと夜 ぃとしぃ織姫さまに ぉ逢ぃになる 彦星さまも 私ほどに . . . 本文を読む
【 夕月夜( ゆふづくよ ) 影( かげ )立ち寄り合ひ 天の川 漕( こ )ぐ舟人( ふなびと )を 見るがともしさ 】 夕月夜に ふたつの 星かげさま ょりそぅ 七夕さま 天の川を ゅらゅら ゅれて . . . 本文を読む