おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第15・3728

2016-11-12 | 万葉集巻15
【  あをによし  奈良( なら )の大路( おほち )は  行( ゆ )き良( よ )けど  この山道( やまみち )は  行き悪( あ )しかりけり  】                あをによし  奈良の     大路は行きやすいけど                               この道は                              行き        . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3727

2016-11-11 | 万葉集巻15
【  塵泥( ちりひぢ )の  数にもあらぬ  我故( われゆゑ )に  思( おも )ひわぶらむ  妹( いも )がかなしさ  】                泥土の  数にも    はいらない私ゆえに                               がっかりして                           いるであろうね                     . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3726

2016-11-02 | 万葉集巻15
【  このころは  恋ひつつもあるらむ  玉櫛笥( たまくしげ )  明けてをちより  すべなかるべし  】                 ぃまのぅちは   ぃとしぃぁなたさま  恋しくても    しんぼぅしてぃます                            すき                          珠玉の                         . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3725

2016-11-01 | 万葉集巻15
【  我( わ )が背子( せこ )し  けだし罷( まか )らば  白( しろ )たへの  袖( そで )を振らさね  見つつ偲( しの )はむ  】                  ぃとしぃぁなたさまが    もし  とぉくへ    ゅかされることになりましたら                              すき                            . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3724

2016-10-28 | 万葉集巻15
【  君が行( ゆ )く  道の長手( ながて )を  繰( く )り畳( たた )ね  焼き滅ぼさむ  天( あめ )の火もがも  】                ぃとしぃぁなたさまの  ゅかれます     ながぃ道のりを                              すき                           たぐりかさね                 . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3723

2016-10-22 | 万葉集巻15
【  あしひきの  山路( やまぢ )越えむと  する君を  心( こころ )に持ちて  安けくもなし  】                ぁしをひきずって   のぼるほど  ふかいぉ山の    山路を越ぇょぅとなさる                                    . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3722

2016-10-20 | 万葉集巻15
【  大伴( おほとも )の  三津の泊( と )まりに  船泊( は )てて  竜田( たつた )の山を  いつか越え行( い )かむ  】                  今の大阪市から    堺市にかけた  大伴の三津の    泊まりに     船が着いて                          奈良県生駒郡三郷町立野の                        . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3720

2016-10-19 | 万葉集巻15
【  我妹子( わぎもこ )を  行( ゆ )きてはや見む  淡路島( あはぢしま )  雲居( くもい )に見えぬ  家付( いへづ )くらしも  】               いとしいあなたを  かえって    すぐ見たいょ                              淡路島が                            はるかかなたに           . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3716

2016-10-18 | 万葉集巻15
【  天雲( あまくも )の  たゆたひ来( く )れば  九月( ながつき )の  黄葉( もみち )の山も  うつろひにけり  】               天界の雲に  ゆられて    くるうちに                               九月の                             紅葉の山も                         . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3715

2016-10-17 | 万葉集巻15
【  ひとりのみ  着寝( きぬ )る衣の  紐解( ひもと )かば  誰( たれ )かも結( ゆ )はむ  家遠( いへどほ )くして  】               ひとりだけで  着て寝ている    衣の紐をほどいたら                                  &nb . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3713

2016-10-16 | 万葉集巻15
【  もみち葉( ば )は  今はうつろふ  我妹子( わぎもこ )が  待たむと言ひし  時の経行( へゆ )けば  】               もみじ葉は  もう    おわりのほうだね                              あなたが                            お待ちしていますと                           . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3712

2016-09-29 | 万葉集巻15
【  ぬばたまの  妹( いも )が乾( ほ )すべく  あらなくに  我( わ )が衣手( ころもで )を  濡( ぬ )れていかにせむ  】                    静かなくらい夜に    あなたが  乾かして    くれるわけないのにね                              私の袖                       . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3780

2015-09-04 | 万葉集巻15
【  恋( こ )ひ死なば  恋ひも死ねとや  ほととぎす  物思( ものも )ふ時に  来鳴( きな )きとよむる  】                                中臣朝臣宅守     恋して  生死をこぇてと    ほととぎすさま                            ぃとしぃぁなたさま                           . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3781

2015-09-01 | 万葉集巻15
【  旅にして  物( ものも )ふ時に  ほととぎす  もとなな鳴きそ  我( あ )が恋増( こひま )さる  】                                      中臣朝臣宅守    とぉくにぃて  ぃとしぃぁなたさま   想ってぃます      とき                        . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3776

2015-08-24 | 万葉集巻15
【  今日( けふ )もかも  都なりせば  見まくり欲( ほ )り  西の御馬屋( みまや )の  外( と )に立てらまし  】                                   中臣朝臣宅守     今日でも  都にいたら   逢いたくて        右馬寮の                 . . . 本文を読む