万葉集巻第13・3314 2015-11-04 | 万葉集巻13 【 つぎねふ 山背道( やましろぢ )を 他夫( ひとづま )の 馬より行( ゆ )くに 己夫( おのづま )し 徒歩( かち )より行けば 見るごとに 音( ね )のみし泣かゆ そこ思( おも )ふに 心し痛し たらちねの 母が形見( かたみ )と 我( わ )が持てる まそみ鏡に 蜻蛉頒着 ( あきづひれ ) 負( お )ひ並( な )め持ちて 馬買へ我( わ . . . 本文を読む