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【 伎波都久( きはつく )の 岡のくくみら われ摘めど 籠( こ )にも 満( み )たなふ 背なと摘まさね 】
東歌
伎波都久の岡に
くくみらを
私ひとりで
摘んでいても
籠いっぱいに
ならないのです
では
お大切な旦那様と
ご一緒に
おつみになられれば
ないでしょうか
奈良時代に
ぉ国の名前がついてない所で
作られた作者不詳の歌です
独り言を言っている
ネギ
ノビルと共に
五葷( ごくん )の一つとして
修行者は
出来なかったそうです
私の畑のニラは
お味噌汁に入れたりいたしますけれど
今
季節を間違って
針の様にツゥ~ンと伸びています
ニラは昔のまま
摘んだり
いただきますと
万葉人になったような気持ちが致しますね
ありがとう於良