おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第6・990

2010-03-07 | 万葉集巻6

【  茂岡に  神 ( かむ ) さび立ちて  栄えたる  千代松 ( ちよまつ ) の木の  年の知らなく  】



                        紀鹿人 ( きのかひと )

   この

鳥見山の茂岡に 

  神々しいほど古く

     お立ちになられています

                         千年を待つという

                       松の木さま 

                          どれほどの年月を

   ここで

 お過ごしに 

   なってこられたのでしょうね

                        多武峰の歌

                     17首目です 

                      万葉集巻第9・1704の歌に対して 

     舎人皇子さまが返し

 贈られました万葉集巻第9・1706 

   藤原鎌足さまの歌

        万葉集巻第2・95

                          笠女郎さまが

                     大伴家持さまに 

                       贈られました恋の歌

                   万葉集巻第4・589

    長皇子さまが

 鹿路で狩りをされた時に 

   柿本人麻呂さまが歌われました

        万葉集巻第3・240万葉集巻第3・241 

                           多武峰の小倉山の歌

                   万葉集巻第8・1511  

                     桜井市【針道】の歌

                万葉集巻第12・2855

         そして

   天の香久山が歌われています歌

 万葉集巻第1・28 

  万葉集巻第7・1096万葉集巻第10・1812

                             桜井市

                          倉橋の歌3首 

                           万葉集巻第3・290

     旋頭歌(せどうか)の

 万葉集巻第7・1282と 

  万葉集巻第7・1284

                        磐余と泊瀬山の名が

                      出てきました 

                        万葉集巻第3・282

     磐余の山の歌

万葉集巻第13・3325 

  万葉集巻第3・416

       談山神社の鎮まられます

                        多武峰(御破裂山)の歌を

                       続けて17首 

                         お勉強致しました 
  
    茂岡とは

  木が  

   し.げ.って いる

        お.か.

     という意味もあるのでしょうか

                           お山には

                         松の古木が 

                           何年も

                        生きておられたのでしょうね

    松は

 待.つ.の 

   意味もあるのでしょうか

                            奈良時代には

                      このあたりに 

                          大伴氏

              跡見 ( とみ ) の田庄 ( なりどころ ) といわれます 

                   荘園があって 
  
 別宅が 

  あったそうです

                           等弥神社さまが

                     ご鎮座されています 

                    なだらかな丘陵が  

                       鳥見山で

                            跡見

                       登見などとも書かれるそうです

              この

   お山の中で

 神武天皇さまは 

    霊畤 ( まつりのにわ ) を

                           なさって

                           秋の

                        みのりを  

                          皇祖さまに捧げられて

                   御即位のお祭りを行われたそうです

        これが

   天皇さまがご即位の礼のあと
 
 はじめて行われます  

   11月23日の

       新嘗祭のことで

                           一代に

                   一度 の

               大嘗祭 ( だいじょうさい ) の  

                   はじまりで

     等弥神社さまの入口に

保田與重郎さまの 

  申大孝と

      刻まれます石碑は

    そのことをお示しになられているそうです

                         今日は

                      発想がかわって 

                        今までかかえていた

                             なやみ

   前進することを

 はばまれていた 

   かべ

                             長い間

                       思い込んでいたこと 

                          あっさり

                       てばなせるような日だそうです

    ありがとう於良


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