【 宿りせし 人の形見か 藤袴 忘られがたき 香ににほひつつ 】
紀貫之
泊まって 行った人 の
でしょうか
その人 が
それでも
藤袴 が
よい香りで におっています
よい香り が
炊き込めた 香りを
藤袴にのせて
我が家ですけれど
また
大切に愛している
お人の
なさって いるのでしょうか
その心
紀貫之さま の お人柄ですね
藤袴 は いい香りのする花です
感じることが 教養 で よく歌に詠まれていますね
漢名 は
ともいわれ
香料 薬草 と 呼びました
頭 に かくしたり
匂い袋 に 入れたり
楽しんだそうで
日本では
秋の七草 に 加えられていますね
ありがとう於良