隼別神社・言霊の郷
歌碑目録
18 ~ 26
18・伴林光平
【 誰が宿の 春のいそぎか 炭うりの 重荷にそへし 梅の一枝 】
保田與重郎 近世第一の歌人
19・吉田松陰
【 親思ふ こころにまさる 親ごころ けふの音づれ 何ときくらん 】
在萩父叔兄宛書簡
安政6年10月20日在江戸獄 岩波 吉田松陰全集
20・明治天皇
【 さしのぼる 朝日のごとく さはやかに もたまほしきは 心なりけり 】
御集巻下1381
21・昭憲皇太后
【 高山の かげをうつして ゆく水の ひきゝにつくを 心ともがな 】
昭憲皇太后御集 上 明治9年
22・昭和天皇
【 ふりつもる み雪にたへて いろかへぬ 松ぞををしき 人もかくあれ 】
昭和天皇御製集おほうなばら
23・保田與重郎
【 山かげを 立ちのぼりゆく ゆふ烟( けむり ) わが日の本の くらしなりけり 】
保田與重郎歌集 木丹木母集雑ノ歌 (1)天杖記遊び歌 昭和18年
( 保田與重郎 ご夫妻 のみ 御自身の字です )
24・保田典子( 保田與重郎 御夫人 )
【 見返れば 茫とかすみぬ 影ながき 人とあゆみし われの歳月 】
( 保田與重郎 ご夫妻 のみ 御自身の字です )
25・乙姫 藤田妃見子
【 コスモスの 花咲きみてり 乙姫の 七色の虹 世界をつつむ 】
( 寺島富郷先生 を 御紹介頂きました )
26・福川於良
【 早苗とる 翁( おきな )と嫗( おうな )に 入り日さす 棚田の干上る 日のくるなかれ 】
いたしました