おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第10・2115

2014-01-17 | 万葉集巻10
【  手に取れば  袖( そで )さへにほふ  をみなへし  この白露( しらつゆ )に  散らまく惜( を )しも  】     手にとると   袖までも      染まる                    ぉみなぇし                       . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2131

2014-01-16 | 万葉集巻10
【  さ雄鹿( をしか )の  妻問( つまど )ふ時に  月を良( よ )み  雁( かり )が音( ね )聞こゆ  今し来( く )らしも  】      雄鹿さま   ぃとしぃかたを   ぉもとめに         なるときに                &n . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2565

2014-01-15 | 万葉集巻11
【  花畑( はなぐは )し  葦垣( あしかき )越( ご )しに  ただ一目( ひとめ )  相見( あひみ )し児故( こゆえ )  千度嘆( ちたびなげ )きつ  】       繊細な光   葦のふんわりとした穂の      かきねごしに                                . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2566

2014-01-14 | 万葉集巻11
【  色に出( い )でて  恋( こ )ひば人見て  知りぬべし  心の中( うち )の  隠( こも )り妻( づま )はも  】    顔色に  だしてしまうと    ひとにわかる                                       &nb . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2497

2014-01-13 | 万葉集巻11
【  隼人( はやひと )の 名に負( お )ふ夜声( よごえ )  いちしろく  我( わ )が名は告( の )りつ  妻と頼ませ  】      上古 薩摩 大隅ぁたりに    住んでぃて  異国のひとと     みなされた                       &n . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2493

2014-01-12 | 万葉集巻11
【  高山( たかやま )の  峰( みね )行( ゆ )くししの  友を多( おほ )み  袖振( そでふ )らず来( き )ぬ  忘ると思ふな  】        高い山の    峰をゆく   かもしかのように      なかまがいたので                             &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2394

2014-01-11 | 万葉集巻11
【  朝影( あさかげ )に  我( あ )が身はなりぬ  玉かきる  ほのかに見えて  去( い )にし児( こ )故( ゆえ )に  】        夜明けの    薄明かるい  光のまんなかのように      ゆらいでいるょ                               &n . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2363

2014-01-10 | 万葉集巻11
【  岡崎( をかさき )の  廻( た )みたる道( みち )を  人な通ひそ  ありつつも  君が来( き )まさむ  避( よ )き道( みち )にせむ  】       岡の崎を      まがった道  ひそやかに      ずっとこのまま                 &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2335

2014-01-09 | 万葉集巻10
【  咲き出照( でて )る  梅( うめ )の下枝( しづえ )に  置く露の  消( け )ぬべく妹( いも )に  恋ふるこのころ  】     照るばかりに  咲きはじめた     梅の                             . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2309

2014-01-08 | 万葉集巻10
【  祝( はふり )らが  斎( いは )ふ社( やしろ )の  もみち葉( ば )も  標縄( しめなは )越えて  散るといふものを  】   神職さまがたが  まもられる    ぉやしろの                     もみじの         . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2137

2014-01-07 | 万葉集巻10
【  つとに行( ゆ )く  雁の鳴く音( ね )は  我( あ )がごとく  物( もの )思( おも )へかも  声の悲しき  】     朝はやく  鳴きながら     とんでゅかれる                               . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2283

2014-01-06 | 万葉集巻10
【  我妹子( わぎもこ )に  逢坂山( あふさかやま )の  はだすすき  穂( ほ )には咲き出( い )でず  恋ひ渡るかも  】   大津市西部の 逢坂山の    すすきでもなぃけれど                              &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第10・1840

2014-01-05 | 万葉集巻10
【  梅( うめ )が枝( え )に  鳴きて移ろふ  うぐひすの  羽白( はねしろ )たへに  沫雪( あわゆき )そ降る  】         梅さまの          枝で  鳴ぃてとびぅつる     ぅぐぃすの                &nb . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2334

2014-01-04 | 万葉集巻10
【  沫雪( あわゆき )は  千重( ちへ )に降りしけ  恋( こひ )しくの  日長( けなが )き我( あれ )は  見つつ偲( しの )はむ  】    ぁわ雪さま ぃくぇにも    ふりつもってね                             . . . 本文を読む