【 ここにありて 春日やいづち 雨( あま )つつみ 出( い )でて行( ゆ )かねば 恋( こ )ひつつそ居( を )る 】 藤原朝臣八束 こここからは 春日山は どっちだろう 雨に降りこめられて . . . 本文を読む
【 雨はれて 清( きよ )く照りたる この月夜( つくよ ) また更( さら )にして 雲なたなびき 】 大伴家持 雨がやんで 清らかに 照っている このぉつきさまに またも重ねて . . . 本文を読む
【 雨隠( あまごも )り 心いぶせみ 出( い )で見れば 春日( かすが )の山は 色付( いろづ )きにけり 】 大伴家持 雨にふりこめられて 心が ふさぐので 出てみると 春日の山は . . . 本文を読む
【 ひさかたの 雨間( あまま )も置かず 雲隠( くもがく )り 鳴きそ行( ゆ )くなる 早稲田雁( わさだかり )がね 】 大伴家持 ひさしぶりに 雨のふりやんでる あいだも やすまないで 雲にかくれて . . . 本文を読む
【 秋田刈( か )る 仮廬( かりほ )もいまだ 壊( こほ )たねば 雁( かり )が音( ね )寒し 霜( しも )も置きぬがに 】 忌部首黒麻呂 稲刈りの 仮廬も まだ とりこわしていないのに 雁の声は . . . 本文を読む
9時6分 満月 2016年12月14日(水) ( 先月はエクストラスーパームーン & 満月 2016年11月14日 )です ちょっぴり かたの力を ぬぃて ぃっきに ことをすすめ チャンスと可能性をひろげると なんと 確実な結果を ぅんでくれるょぅな満月さま
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【 さ雄鹿の 萩に貫( ぬ )き置ける 露の白玉( しらたま ) あふさわに 誰( たれ )の人かも 手に巻かむちふ 】 藤原朝臣八束 雄鹿が 萩につらぬいておいた 露の 白い玉 それを そ . . . 本文を読む
【 今朝( けさ )の朝明( あさけ ) 雁( かり )が音( ね )寒く 聞きしなへ 野辺( のへ )の朝茅( あさぢ )そ 色付( いろづ )きにける 】 天皇の御製歌 今朝の夜明け 雁の声を さむざむと 聞くのがはやいか 野辺の . . . 本文を読む
【 秋の日の 穂田( ほだ )を雁( かり )がね 暗( くら )けくに 夜( よ )のほどろにも 鳴き渡るかも 】 天皇の御製歌 秋の日の 穂がでた 稲田を 刈 り 雁 が くらいのに . . . 本文を読む
【 夕( よひ )に逢( あ )ひて 朝面( あしたおも )なみ 名張野( なばりの )の 萩は散りにき 黄葉( もみち )はや継( つ )げ 】 縁達師 ゆうべ逢って 朝はずかしくて 隠るという 名張野の 萩は 風に舞ってしま . . . 本文を読む
【 をみなへし 秋萩( あきはぎ )折( を )れれ 玉桙 ( たまほこ )の 道行( みちゆ )きづとと 乞( こ )はむ児( こ )がため 】
石川朝臣老夫 おみなえしと 秋萩を おって おいてね 玉桙の . . . 本文を読む
【 草枕( くさまくら ) 旅行( たびゆ )く人も 行( ゆ )き触( ふ )れば にほひぬべくも 咲ける萩かも 】 笠朝臣金村 草を枕に 旅を行く ひとが 行きずりに触れでもしたら 色が移り . . . 本文を読む
【 旅といへば 言( こと )にそ易( やす )き すべもなく 苦しき旅も 言にまさめやも 】 中臣朝臣宅守 旅といえば 言霊の上では それだけのことだね しかたないほどに くるしい旅でも . . . 本文を読む