おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第8・1570

2016-12-18 | 万葉集巻8
【  ここにありて  春日やいづち  雨( あま )つつみ  出( い )でて行( ゆ )かねば  恋( こ )ひつつそ居( を )る  】                              藤原朝臣八束    こここからは  春日山は    どっちだろう                             雨に降りこめられて                        . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1569

2016-12-17 | 万葉集巻8
【  雨はれて  清( きよ )く照りたる  この月夜( つくよ )  また更( さら )にして  雲なたなびき  】                                大伴家持    雨がやんで  清らかに    照っている                           このぉつきさまに                        またも重ねて         . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1568

2016-12-16 | 万葉集巻8
【  雨隠( あまごも )り  心いぶせみ  出( い )で見れば  春日( かすが )の山は  色付( いろづ )きにけり  】                               大伴家持    雨にふりこめられて  心が    ふさぐので                             出てみると                          春日の山は  . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1566

2016-12-15 | 万葉集巻8
【  ひさかたの  雨間( あまま )も置かず  雲隠( くもがく )り  鳴きそ行( ゆ )くなる  早稲田雁( わさだかり )がね  】                                大伴家持     ひさしぶりに   雨のふりやんでる  あいだも    やすまないで                              雲にかくれて            . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1556

2016-12-14 | 万葉集巻8
【  秋田刈( か )る  仮廬( かりほ )もいまだ  壊( こほ )たねば  雁( かり )が音( ね )寒し  霜( しも )も置きぬがに  】                             忌部首黒麻呂      稲刈りの   仮廬も  まだ    とりこわしていないのに                             雁の声は              . . . 本文を読む

満月 2016年12月

2016-12-13 | 新月・満月
    9時6分   満月 2016年12月14日(水)    ( 先月はエクストラスーパームーン & 満月 2016年11月14日 )です           ちょっぴり        かたの力を          ぬぃて   ぃっきに ことをすすめ   チャンスと可能性をひろげると           なんと      確実な結果を        ぅんでくれるょぅな満月さま . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1547

2016-12-13 | 万葉集巻8
【  さ雄鹿の  萩に貫( ぬ )き置ける  露の白玉( しらたま )  あふさわに  誰( たれ )の人かも  手に巻かむちふ  】                              藤原朝臣八束      雄鹿が   萩につらぬいておいた 露の   白い玉                            それを                          そ . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1540

2016-12-12 | 万葉集巻8
【  今朝( けさ )の朝明( あさけ )  雁( かり )が音( ね )寒く  聞きしなへ  野辺( のへ )の朝茅( あさぢ )そ  色付( いろづ )きにける  】                              天皇の御製歌     今朝の夜明け   雁の声を  さむざむと     聞くのがはやいか                              野辺の . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1539

2016-12-11 | 万葉集巻8
【  秋の日の  穂田( ほだ )を雁( かり )がね  暗( くら )けくに  夜( よ )のほどろにも  鳴き渡るかも  】                              天皇の御製歌      秋の日の   穂がでた  稲田を        刈 り    雁 が                          くらいのに          . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1536

2016-12-10 | 万葉集巻8
【  夕( よひ )に逢( あ )ひて  朝面( あしたおも )なみ  名張野( なばりの )の  萩は散りにき  黄葉( もみち )はや継( つ )げ  】                                 縁達師      ゆうべ逢って   朝はずかしくて 隠るという   名張野の    萩は                              風に舞ってしま . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1534

2016-12-09 | 万葉集巻8
【  をみなへし  秋萩( あきはぎ )折( を )れれ  玉桙  ( たまほこ )の  道行( みちゆ )きづとと  乞( こ )はむ児( こ )がため  】                             石川朝臣老夫    おみなえしと   秋萩を  おって    おいてね                                玉桙の       . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1532

2016-12-08 | 万葉集巻8
【  草枕( くさまくら )  旅行( たびゆ )く人も  行( ゆ )き触( ふ )れば  にほひぬべくも  咲ける萩かも  】                               笠朝臣金村    草を枕に   旅を行く  ひとが     行きずりに触れでもしたら                              色が移り                    . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1517

2016-12-07 | 万葉集巻8
【  味酒( うまさけ )  三輪( みわ )の祝( はふり )が  大照( て )らす  秋の黄葉( もみち )の  散らまく惜( を )しも  】                                               長屋王    おいしいお酒   三輪山の   . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3763

2016-12-06 | 万葉集巻15
【  旅といへば  言( こと )にそ易( やす )き  すべもなく  苦しき旅も  言にまさめやも  】                              中臣朝臣宅守                旅といえば  言霊の上では    それだけのことだね                         しかたないほどに                       くるしい旅でも  . . . 本文を読む

万葉集巻第8・1516

2016-12-05 | 万葉集巻15
【  秋山に  もみつ木( こ )の葉の  うつりなば  更( さら )にや秋を  見まく欲( ほ )りせむ  】                                  山部王    秋山に  色づく    木の葉が                               風に                             舞ってしまったら         . . . 本文を読む