市役所から送られたきた文書の「意味がわからないから見て欲しい」という方がよくあります。
日本語ですから、よ~く読めばわかることがほとんどですが、「わかりにくい」ことも多いように思います。
「意味不明です。」とメールをいただたのは、高齢ではありますが、現役でお仕事をされているKさんです。
お会いするたびに知的刺激をいただきます。
そんなKさんが「意味不明」とおっしゃたのは長く入院されている奥様の「介護保険負担限度額、利用者負担額・免除認定決定通知書」という表題のものでした。
大きな文字の表題を見ると「減額・免除」が認定され、その「決定通知」かと思います。
本文は「先に申請のありました、食費・居住費に係る負担限度額、利用者負担額免除認定については下記のとおり決定しましたので通知します。」とあります。
「下記」の内容は「決定事項」として「1、承認する」「2、承認しない」とあり、2の方に○がついています。そして理由は「所得要件超過のため」。
ここまで読むと、「減額・免除はダメらしい」と思います。
そして「年金は増えるどころか、減っているのに、これからまた負担が増えるのか」と心配されました。
実は、Kさんの奥様は、同じ病院でも医療保険の対象の病床から、「介護療養型」のベッドに移られ、「介護保険の施設サービス」の対象となりました。
介護保険スタートの当初には、「1割負担」に含まれていた「食費、居住費」が保険外負担となりました。
「食費、居住費」は住民税非課税世帯の方は申請により減額されます。
Kさんの奥様は非課税ですが、Kさんには課税収入があるので「所得要件超過」ということになります。
一枚の文書からは到底、読み取れないものでした。
制度を知らない人にも「わかる言葉」で書いて欲しいものだと思います。
「市役所から送ってくるものは、わからん」というのが常識では困ります。
日本語ですから、よ~く読めばわかることがほとんどですが、「わかりにくい」ことも多いように思います。
「意味不明です。」とメールをいただたのは、高齢ではありますが、現役でお仕事をされているKさんです。
お会いするたびに知的刺激をいただきます。
そんなKさんが「意味不明」とおっしゃたのは長く入院されている奥様の「介護保険負担限度額、利用者負担額・免除認定決定通知書」という表題のものでした。
大きな文字の表題を見ると「減額・免除」が認定され、その「決定通知」かと思います。
本文は「先に申請のありました、食費・居住費に係る負担限度額、利用者負担額免除認定については下記のとおり決定しましたので通知します。」とあります。
「下記」の内容は「決定事項」として「1、承認する」「2、承認しない」とあり、2の方に○がついています。そして理由は「所得要件超過のため」。
ここまで読むと、「減額・免除はダメらしい」と思います。
そして「年金は増えるどころか、減っているのに、これからまた負担が増えるのか」と心配されました。
実は、Kさんの奥様は、同じ病院でも医療保険の対象の病床から、「介護療養型」のベッドに移られ、「介護保険の施設サービス」の対象となりました。
介護保険スタートの当初には、「1割負担」に含まれていた「食費、居住費」が保険外負担となりました。
「食費、居住費」は住民税非課税世帯の方は申請により減額されます。
Kさんの奥様は非課税ですが、Kさんには課税収入があるので「所得要件超過」ということになります。
一枚の文書からは到底、読み取れないものでした。
制度を知らない人にも「わかる言葉」で書いて欲しいものだと思います。
「市役所から送ってくるものは、わからん」というのが常識では困ります。