こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「点滴ポール 生き抜くという旗印」

2014-02-28 20:19:11 | 読書
ソウルで暮らす長女のリクエストに応えて日本の食材(切り干し大根、ひじき、乾燥わかめ、高野豆腐・・・)と子ども服などを送ったら、「送料の足しに・・・と思ってお母さんの好きそうな本を。」とアマゾンで注文してくれたのがこの1冊でした。

「お母さんの好きそうな本」とは、どんな基準かよくわからないけれど、たぶん書店で手にしても自分では買わないだろうと思いました。
娘ににも正直にそう言って「でも、あなたがくれた本だから大切に読みます」と答えました。

質問の発言通告を出した晩に読みました。

深く深く、心の底から揺さぶられる思いでした。
「生きる」ということについて考えました。

そして誰かに話をしたくなりました。
まずは、贈り主の娘に。

「今度帰ったときに私も読んでみるわ」と言います。

ここに感想を書いたり、1冊の中から言葉を抜き出したりする気持ちにはなれません。

読んで欲しいと思います。


著者;岩崎航(いわさき・わたる)1976年生まれ。本名 岩崎稔 3歳で筋ジストロフィーを発症。現在37歳。胃ろうからの経管栄養と人工呼吸器を使い、仙台市の自宅で暮らす。

写真;斎藤陽道(さいとう・はるみち) 1983年、東京都生まれ。石神井ろう学校卒業。第33回キヤノン写真新世紀優秀賞を受賞。

発行所;ナナロク社
コメント
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