「介護保険の認定更新がもうすぐ。何か悩んでいるらしいから、訪ねて欲しい」という伝言があり、久しぶりにお訪ねしたTさんです。
元気がありません。
それでも介護認定を受ける発端となった病気のこと、あちこちの病院への通院履歴、いろいろお話してくださいました。
「要支援1」の認定で、周2日、ヘルパーさんに掃除、買い物をしてもらっているということ。
リビング、キッチン、寝室・・・主な生活の空間は2階。トイレとお風呂は一階。
階段の上り下りが辛そうです。手すりを使って、一段一段。「リハビリだと思って・・・」
「もし、更新で非該当になってヘルパーさんに来てもらえなかった困る」という先回りの心配です。
法改悪で「要支援サービスの保険はずし」についてはご存知ありませんでした。
「少なくとも、今年度、来年度はこれまでと変らない」ことと併せて、法律の改悪の話もしました。
「ニュースは見ない、聞かないことにしている。血圧があがるから」
「安保法制? 見ない! 聞かない! 体に悪いもの。高校野球でも見てたほうがいい。」
その気持ち、わからないではありません。それでも元気でいて欲しいから、やっぱり世の中のことに目を向けて欲しい。考えて欲しい。
・・・と思いつつ「安保法制」の話は、この次にして・・・
意見書を書いてもらうお医者さんに、しっかり今、困っていること、不安なことを伝えること。
認定更新の結果が出て、納得できなければ、「やり直し」を求めることもできることなどお話しました。
帰り際に「お食事、しっかり食べてくださいね」と声をかけたら、「何にも食べたくない」と首を横に。
「食欲なくても、仕事だと思って」と言いました。
「仕事だと思って、食べる! いいこと聞いたわ。ありがとう」と、はじめて明るい声が、返ってきました。
「何にも食べたくないときでも、仕事だと思って食べる。元気でいることが、私の『仕事』だから」と、母が言っていたことを思い出して口に出た言葉でした。
「週2回、一回1時間のヘルパーさんの訪問」は、Tさんの支えです。
これが奪われることのないように、この声を届けます。
元気がありません。
それでも介護認定を受ける発端となった病気のこと、あちこちの病院への通院履歴、いろいろお話してくださいました。
「要支援1」の認定で、周2日、ヘルパーさんに掃除、買い物をしてもらっているということ。
リビング、キッチン、寝室・・・主な生活の空間は2階。トイレとお風呂は一階。
階段の上り下りが辛そうです。手すりを使って、一段一段。「リハビリだと思って・・・」
「もし、更新で非該当になってヘルパーさんに来てもらえなかった困る」という先回りの心配です。
法改悪で「要支援サービスの保険はずし」についてはご存知ありませんでした。
「少なくとも、今年度、来年度はこれまでと変らない」ことと併せて、法律の改悪の話もしました。
「ニュースは見ない、聞かないことにしている。血圧があがるから」
「安保法制? 見ない! 聞かない! 体に悪いもの。高校野球でも見てたほうがいい。」
その気持ち、わからないではありません。それでも元気でいて欲しいから、やっぱり世の中のことに目を向けて欲しい。考えて欲しい。
・・・と思いつつ「安保法制」の話は、この次にして・・・
意見書を書いてもらうお医者さんに、しっかり今、困っていること、不安なことを伝えること。
認定更新の結果が出て、納得できなければ、「やり直し」を求めることもできることなどお話しました。
帰り際に「お食事、しっかり食べてくださいね」と声をかけたら、「何にも食べたくない」と首を横に。
「食欲なくても、仕事だと思って」と言いました。
「仕事だと思って、食べる! いいこと聞いたわ。ありがとう」と、はじめて明るい声が、返ってきました。
「何にも食べたくないときでも、仕事だと思って食べる。元気でいることが、私の『仕事』だから」と、母が言っていたことを思い出して口に出た言葉でした。
「週2回、一回1時間のヘルパーさんの訪問」は、Tさんの支えです。
これが奪われることのないように、この声を届けます。