いや、誘っていただいたもんですから、普段はあんましやらない団体登山を一泊二日でやって参りました。
まっ、団体と言いましても八名で、お泊まりはその内六名と言うこじんまりとした物でありますが・・・。
で、行き先は・・・我が家の裏の後白髭山であります。
まっ、山の事はアレコレと書いても私如きの筆力ではナニなので大きく端折りますけれども、後白髭山を由緒正しく下の林道・・・立ち入り禁止の札の有る所に車を置いて登った訳であります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/48/4b8277ff26449dc66d02c5986bb955f1.jpg)
尾根伝いに先の急な雪面を登って山頂へ
で、昨年なら標高650m辺りからたっぷりの残雪でズーッと雪の上を行けたんでありますが、今年は雪が少ないのか、雪解けが早いのか・・・まっ、相乗効果なのでありましょうが、ナンでアレ、雪が少ない訳であります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/57/01693f47b8db36d58b403fc0a1ba2266.jpg)
後白髭山には珍しく山ガールが居ました
なので、標高1000m程度までは通称夏道と言う、普通の登山道を行った訳であります。
で、標高1150m辺りの雪が多くて平らな・・・昨日命名されたんですけれども「後白髭毛欅平」にテントを張り、寝床を確保してから残雪の尾根を後白髭山山頂まで、テコテコと登って来た訳であります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/35/ce0e1d43f094f4ac8db448c79cefa02c.jpg)
後白髭山毛欅平のテント場
アレです・・・年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず と、申しますが、いやいや、山だって花だって様相は違う訳でして、ましてや、ジジイに半分片足を突っ込んでいる私は全く同じからず、でありました。
いや、ナニが違うって・・・馬力が無いのであります。
泊まりの荷物が肩に重く、急な雪面では息があがり汗を滴らせ、往年のあのパワーはドーした、と、己が身体を歯痒く思うばかりでありました。
とは申しましても、そこは亀の甲よりは年の功と言う言葉も有る通り、辺りには屁タレタ自分を悟られないようにと、いつに無く明るく振る舞い、そしてなんとか登り通した次第であります。
いや、晴天は嬉しいのでありますが、その分日差しは強く暑い訳です。
あんまし水の無い山なんで取り敢えず3リットルは担いだんですけれども、いや、重かったです。
水の他にも缶ビールと缶酎ハイと焼酎を持ったんでありますが、同行の諸氏からワインやら日本酒を御馳走になり、焼酎はこの度も出番が無く、これで何年越しかの古酒になるのでありますが、また戻って来ちまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ed/de3e950e26aec511a254787eb7ecbc30.jpg)
濃紺の空が漆黒に成る少し前、月が出ました
残雪の上にテントを張ってのキャンプは良いモノであります。
雪上のたき火・・・これは隊長の千葉B氏が、焚き火番長として君臨する訳でして、彼の卓越した技能を持ってしてやれば雪上の焚き火など容易いのであります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/1c/edc57a8f1a74db867c2abe9f32c933fe.jpg)
焚き火を囲んでそれぞれがそれぞれの山を想う
焚き火を利用して水なども作る訳ですが、コッフェルの中で雪が融けて出来た水ははっきり言ってゴミ入りの泥水であります。
それをコーヒーフィルターで濾してナントカする訳ですが、ペットボトルに入れるとやや黄色み掛かった水になる訳であります・・・味は、そこはかと無く焚き火のくすんだ匂いがして美味い物では有りませぬ。
この度は団体での食事準備はせず、各人、若しくは申し合わせた者が組んで食事計画をする段取りでありました。
なので私はいつものようにレトルトで済ませ、質素でありました。
しかし、千葉S氏とK女子組は、ナンと、山の焚き火で切り干し大根を炒めると言う快挙なのか暴挙なのか・・・まっ、良くああいう面倒臭いメニューを考え出すなと感心しましたが、お裾分けで頂くととても美味かったです。
で、夜なんですけれども・・・この所の気温に騙されたと言いますか、いつもなら絶対に外さない断熱マットを持って行かなかった訳です。
いや、一般的なキャンピングマットは持ってましたけれども、雪山用のは外しちまった訳です。
いや、はっきり言って背中からの冷気が容赦ない訳でして、テントの中で冬用シュラフに包まっているにも拘らず、遭難してビバークしている夢を見ちまいました。
まっ、そんな訳で・・・一緒に行った人達は皆様仕事が有る人達でして、貴重な休みを利用して行く山行に無職のオッサンが混じって異彩を放っちまった感は少なからず有ったのですけれども・・・誘っていただいて有り難うございましたと、お礼を述べて、私のご挨拶とさせて頂きたいと存じます。
まっ、団体と言いましても八名で、お泊まりはその内六名と言うこじんまりとした物でありますが・・・。
で、行き先は・・・我が家の裏の後白髭山であります。
まっ、山の事はアレコレと書いても私如きの筆力ではナニなので大きく端折りますけれども、後白髭山を由緒正しく下の林道・・・立ち入り禁止の札の有る所に車を置いて登った訳であります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/48/4b8277ff26449dc66d02c5986bb955f1.jpg)
尾根伝いに先の急な雪面を登って山頂へ
で、昨年なら標高650m辺りからたっぷりの残雪でズーッと雪の上を行けたんでありますが、今年は雪が少ないのか、雪解けが早いのか・・・まっ、相乗効果なのでありましょうが、ナンでアレ、雪が少ない訳であります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/57/01693f47b8db36d58b403fc0a1ba2266.jpg)
後白髭山には珍しく山ガールが居ました
なので、標高1000m程度までは通称夏道と言う、普通の登山道を行った訳であります。
で、標高1150m辺りの雪が多くて平らな・・・昨日命名されたんですけれども「後白髭毛欅平」にテントを張り、寝床を確保してから残雪の尾根を後白髭山山頂まで、テコテコと登って来た訳であります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/35/ce0e1d43f094f4ac8db448c79cefa02c.jpg)
後白髭山毛欅平のテント場
アレです・・・年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず と、申しますが、いやいや、山だって花だって様相は違う訳でして、ましてや、ジジイに半分片足を突っ込んでいる私は全く同じからず、でありました。
いや、ナニが違うって・・・馬力が無いのであります。
泊まりの荷物が肩に重く、急な雪面では息があがり汗を滴らせ、往年のあのパワーはドーした、と、己が身体を歯痒く思うばかりでありました。
とは申しましても、そこは亀の甲よりは年の功と言う言葉も有る通り、辺りには屁タレタ自分を悟られないようにと、いつに無く明るく振る舞い、そしてなんとか登り通した次第であります。
いや、晴天は嬉しいのでありますが、その分日差しは強く暑い訳です。
あんまし水の無い山なんで取り敢えず3リットルは担いだんですけれども、いや、重かったです。
水の他にも缶ビールと缶酎ハイと焼酎を持ったんでありますが、同行の諸氏からワインやら日本酒を御馳走になり、焼酎はこの度も出番が無く、これで何年越しかの古酒になるのでありますが、また戻って来ちまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ed/de3e950e26aec511a254787eb7ecbc30.jpg)
濃紺の空が漆黒に成る少し前、月が出ました
残雪の上にテントを張ってのキャンプは良いモノであります。
雪上のたき火・・・これは隊長の千葉B氏が、焚き火番長として君臨する訳でして、彼の卓越した技能を持ってしてやれば雪上の焚き火など容易いのであります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/1c/edc57a8f1a74db867c2abe9f32c933fe.jpg)
焚き火を囲んでそれぞれがそれぞれの山を想う
焚き火を利用して水なども作る訳ですが、コッフェルの中で雪が融けて出来た水ははっきり言ってゴミ入りの泥水であります。
それをコーヒーフィルターで濾してナントカする訳ですが、ペットボトルに入れるとやや黄色み掛かった水になる訳であります・・・味は、そこはかと無く焚き火のくすんだ匂いがして美味い物では有りませぬ。
この度は団体での食事準備はせず、各人、若しくは申し合わせた者が組んで食事計画をする段取りでありました。
なので私はいつものようにレトルトで済ませ、質素でありました。
しかし、千葉S氏とK女子組は、ナンと、山の焚き火で切り干し大根を炒めると言う快挙なのか暴挙なのか・・・まっ、良くああいう面倒臭いメニューを考え出すなと感心しましたが、お裾分けで頂くととても美味かったです。
で、夜なんですけれども・・・この所の気温に騙されたと言いますか、いつもなら絶対に外さない断熱マットを持って行かなかった訳です。
いや、一般的なキャンピングマットは持ってましたけれども、雪山用のは外しちまった訳です。
いや、はっきり言って背中からの冷気が容赦ない訳でして、テントの中で冬用シュラフに包まっているにも拘らず、遭難してビバークしている夢を見ちまいました。
まっ、そんな訳で・・・一緒に行った人達は皆様仕事が有る人達でして、貴重な休みを利用して行く山行に無職のオッサンが混じって異彩を放っちまった感は少なからず有ったのですけれども・・・誘っていただいて有り難うございましたと、お礼を述べて、私のご挨拶とさせて頂きたいと存じます。