じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

旅のまとめ(蛇足?)前編

2015-05-25 16:45:36 | 四国・九州・沖縄ツーリング

平成27年5月8日 9時半頃家を出た・・・いや、家出や出家では無くて、旅立ちでありまして、この段階では、漠然と四国と九州方面へ行くと言う計画で有りました。

5月8日(金)曇り フェリーに乗船 名古屋へ


いつもは2等の大部屋なのに初めてのB寝台!!!
2等より1600円高い8800円であります(バイクは6700円)



日本一のフェリーに選ばれ続ける「いしかり」で仙台港を後に
15762トン 全長199.9m 定期航路のフェリーですが、動くホテルです



還暦のオヤジでも海の夕日は心に沁みます


食べ放題2000円 大生980円 そこそこ美味いです
食事代込みのお得なパックが有る事を知らなくて損しました


5月9日(土)晴れ 名古屋からスタート


翌朝10時30分には名古屋港に接岸です
名古屋と言えば名古屋城?それしか知らないので行ってみた



名古屋城と言えば金の鯱!!! 噂に違わぬ金ピカがいた

この日はツーリングの走り始めで緊張していた。
しかも、名古屋と言う大都会からのスタートである・・・田舎者のオヤジはえも言われぬ重圧にかなりビビっていた。
チンタラ走って名古屋のヤンキーにケツから煽られたらドーしようか? など。

実際には土曜日と言う事も有り、道は空いていて走り易かった。
港から名古屋城も呆気ない程に近く、すぐに辿り着いた。
しかし、何故か名古屋城には左程の感動を覚えず、金の鯱にいたっては・・・ああ、これですか? と言う気持ちであった。

で、名古屋から奈良に向った訳なんだけれども、これが大変でありまして、まっ、ナンと申しましょうか、七転八倒・七転び八起きを実践しつつ走った訳であります。

ナニが大変だったのかと申しますと、アレです・・・スマホナビを使用していた訳なんですが、これが、一般道路優先でセットしましても、無料だと自動車道に入ってしまう訳です。
で、その道には、例えば、三重県の国道25号の伊賀上野の辺りのように、ナンボ探しても自動車道以外の国道25号が見つからずに難儀して変な県道を勘で走り抜けたと言う芸当を余儀なくされたりする訳であります。
ちなみに、私のバイクのカブッチは110CCなんで自動車専用道路に入れませぬ・・・僅かに15CC足りないんですね。
まっ、足りていればナンバーも白ナンバーで税金も高いんですけど。

5月10日(日)晴れ


奈良と言ったら鹿で、鹿と言ったら鹿センベイ!!!
昨夕刻、奈良市内へ辿り着き宿へ倒れ込み、翌早朝から鹿見物へ



歴史の重みを感じつつ、鹿と東大寺の大仏を見物
東大寺の柱の穴をくぐって幸せを得ようとする中国人



史跡が多過ぎて迷ったが、後の道筋を鑑み定番の法隆寺へ
いや、サービスなのか? ゴーン・ゴーンと鐘のが鳴って嬉しかった



奈良から岡山を目指したら大阪の賑やかな街を通った
八尾市?おお、八尾の朝吉の故郷かい? えらい所へ来ちまった、と
そして、なんか聞いた事の有る都市名を認めつつ、そして神戸

いや、神戸は馴染みの深い街でしたが、時がたち過ぎてました
ビルの狭間から須磨の海岸に出て潮風を受け、都会から解放された
国道43号から2号に乗り換え姫路市までひた走り宿へ


5月11日(月)曇り


姫路から国道二号を快調に走り、岡山経由で尾道へ
いや、姫路城に寄りたかったのだが、それでは松山着が夜になる
本日の目的は「しまなみ海道」を通って四国へ入る事なのだ

しまなみ海道の歩行者用道路への入り口は結構分かり難く迷った

原付バイクは歩行者・自転車用の側道を静かに走れ、とされている
先日のNHKで、しまなみ海道が大人気と放送されていたが・・・
しかし、平日と言う事も有りガラ空きで、普通に走れた



左が本線で、右が側道だが、橋脚部が狭く飛ばせはしない
原付とかリヤカー(軽車両)は50円・・・前線通すと500円になる
しまなみ海道は橋に登るまでが急坂で自転車では厳しいか?
徒歩で行ける事になっているが、全部で70キロは気合いが必要か?

愛媛県の今治市を経て松山市へ辿り着いたのは夕暮れ時だった



松山市で台風七号に遭遇・・・やり過ごす為に連泊
この機にコインランドリーで洗濯&温泉休息

スマホで一番近くのコインランドリーを検索したらここだった
粉石鹸の自販機がどうしても信用できずに躊躇したが、OKだった



日中は強風と豪雨であり、温泉でのんびりは正解だった
温泉の帰り道、雨が上がったので市電で宿に戻ってみた


5月13日(水)晴れ 九州の大分へ


松山から原発で名前だけ知っていた伊方経由で佐多岬の三輪町へ
三輪町から大分県の佐賀関行きのフェリーに乗るのに早朝出発した
結果、予定より一つ速いフェリーに乗れる事になり先に余裕ができた


佐賀関で九州・大分県に上陸したが、どこへ行くか迷う
別府方面か?宮崎方面か? いや、中央突破で熊本だろうと、阿蘇山へ

いや、一目見て火山でして、恐れ入りました、登るのはまたにします
で、阿蘇山やら麓の草原の絶景を眺めつつ快調に熊本へ
途中、人生初のホンモノの豚骨ラーメンに感激しつつ3時過ぎ、熊本着



未だ宿に行くには早いので熊本城へ・・・あら?ここにも市電が
良い風情であります・・・仙台市はこれを消しちまったんだよなぁ、と



いや、熊本城の迫力には参りました・・・私の負けです
アレです・・・幕末の動乱期、この地の人方は日本を動かす訳ですから
やっぱし、戦と言いますか、戦い方を知っていたんでありましょうなぁ


明日へ続きます





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旅の余韻

2015-05-25 16:06:59 | 日記的雑談
昨日、午後4時25分にフェリーが仙台港に着岸し、我が家に帰り着いたのが5時25分・・・いつもと変わりなく風呂に入り飯を食い、久しぶりに田舎新聞に目を通し、天下の諸事情は知らぬが、我が家に至っては自分が暫く不在でも何事も無く平穏で有ることで瞬時に日常の波長に乗る。
従って、いくらか拾い集めて来た土産話を広げる場所も無く、旅の余韻などは感じる暇も無いのであります。

朝はいつもと同じ時間に、少し怠いかと思いつつ起き、乾き切っていたカブトムシの小屋に水を撒き、序でに、スイカやイチゴにも水をやると言う自分の決まり仕事から始まった。

半月と少しの間に雑草が伸びていた事と、出掛ける前にはつぼみさえ見ていなかったと思うバラが見事に咲いている事に驚いた。

旅先にメールで知らされていた一大事・・・「メダカ死す」の報告は、やはり思った通りヒメダカダけが全滅し、クロメダカは元気であった。

朝飯を食い、旅のあれこれの後片付けをしなくてはと思いつつも、バイクに乗り続けて凝り固まった身体をほぐしたいと思い、取り敢えずジムに行き、軽く身体をほぐして来た。

午後、昼飯を食ったらバイクを洗おうと思っていたのだが、仙台地方は本日も夏模様の炎天下、日向で作業はしたく無い気分で部屋に散らかしてあった道具類を方付けた。

その時、爪が程良く伸び、切り時である事に気がついた。
そーかぁ、自分にとって程良い旅の期間と言うのはこれであるなと感じた。
出掛けに爪を短く切り揃え、ああ、そろそろ爪を切らなくては、と感じた時が帰り時であるなと思った。

折角出掛けたのだから隈無く廻るべきじゃないか?と言う思いが無くも無かったが、しかし、それを見たからと言って人生や気持ちが変わる歳でもないだろう?と言う醒めた自分もいるのだった。

若い頃と違い自慢げに旅の話をする場も無い自分は、撮り溜めた写真さえハードディスクの重りにしかならないのだから、より遠く、より長く、より沢山の街を通り過ぎても、脳内処理で全てが簡潔なのだ。

それでも、分けも意味も無く行きたくなるのは性だな・・・性分です。

そして、今思っている事は、来月の半ば過ぎ、月末頃には確実に梅雨入りするんだが、そうなったら、梅雨が無いと言われている北海道に行くべきじゃないか? などと考えている。

そして、今回は9800円のスマホと月額500円の格安シムで大概の情報入手が可能であった事を鑑み、連日宿に泊まらずともスマホに電気を送れるようにと、昨夜のうちに予備電源としての電池パックを注文し、既に届いている。

いや、バイクのバッテリーから電気を取る方式は防水対策が難しすぎるので諦めた。
短時間なら耐えうるだろうが一日二日と雨に晒され続ければバイクの走行の風圧に負けて水は染み込むようだ。

さて、明日も天気は良さそうだ。
カブッチを洗ってオイルを替えて・・・リヤのブレーキシューが限界かも知れないんだが、それは次に出掛ける前で良い事にしようと思う。




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