じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

我家は落ち着く

2017-02-09 14:46:54 | 日記的雑談
さて、二泊三日のスキーと温泉の旅行も終わり我家に帰り着いちまった訳ですが、やっぱしナントも落ち着く訳でありまして、立派なお宿で心づくしのおもてなしは心地良いのでは有りますが・・・しかし、ケツの据わりが良いのは我家の小汚い座布団の定位置であります。

この度宿泊したお宿は・・・会津の東山温泉でありました。
東山温泉の噂はズーッと昔から聞き及んでいた訳でありますが、まっ、今までは縁が無くて泊まった事は無かった訳です。

で、この度は某検索サイトで五つ星マークを獲得している「新滝」と言うホテルに投宿した次第であります。


千年の湯 岩風呂 源泉掛け流し

この宿はバブルの頃には相当繁盛したのでありましょう・・・建て増しした感じから推測する訳ですが、たぶん当たりですよ。
しかし、ナント申しましても、始まりは会津藩主松平家の保養所的施設であったと言う歴史なので湯船などには時代を感じさせる趣と言いますか・・・まっ、ハッキリ言えば昔くささを感じる部分もある訳であります。
いや、昔くささと言うのはいわゆる一つの風情でありまして、今時の大浴場に慣れた身には狭く小さく感じちまうかも知れませんが、温泉通には堪らない味であります。

そんな訳で、自分としましては、自噴で掛け流しの千年の湯が「大好き」の分類に入った訳であります。

で、今時風のだだっ広い大浴場は無いんですけれども20人程度が入れる普通の大浴場はある訳でして十分な訳であります。
しかも、千年の湯のように洗い場も無い昔のままの湯船が有り、普通の温泉の様な今風の露天風呂も有り、また、檜の香の大浴場と、数も揃っているのであります。

で、お写真の説明なんですが・・・露天風呂の外気温は相当寒い訳です。(推定-5度)
で、温かいお湯に浸かって外気に足の指など晒し続けると、次第に熱いんだか寒いんだか分からなくなる訳であります。
その内アレです・・・痛いと言いますか、熱いと言いますか、ややこしくなって湯に足を突っ込むと、一瞬冷水に突っ込んだ感じで冷やぁ~っとして、次にジーンと痛みに似た様な感覚が走る訳であります・・・不思議なんですけれども、コレ、足の指だけでありまして、手の指はそう言う錯覚は起こさないようであります。
いや、ドーでも良いっちゃぁソーなんですけれどもね・・・でも、機会があったら是非、神経の倒錯と錯乱の世界をお試し下さい・・・ナンチャって。


囲炉裏があってくつろぎのスペースにあった黒電話

いや、黒電話が消えてどのくらいになりますかね?
次はダイヤル式でも緑色でありましたか? 
そして、次はプッシュ式になり、アイボリーとグリーンが選べた・・・そんな気がしますが。
で、この黒電話を見た瞬間に青春時代のあの声が蘇っちまった訳であります。
黒電話特有の少しこもった感じの響き・・・初恋の人、久美ちゃんの声で有りました。
で、もしやと思い受話器を取ったら、ツーっと言う通話音が聞こえた気がしましたが、それは錯覚でありました。



足踏み式ミシンがありました

私が未だ小学校に入る前、足踏みミシンを踏んでいたカアチャンの脇でソレを見ていた私は縫われる布が押し出されるのが不思議で魅入っていた訳であります。
で、気が付いたらそこへ手を出し、ミシンの針が2往復くらい自分の小指を縫った訳です。
カアチャンは慌ててナニしたようでありますが、その後の事は何も記憶に残っていません。
ただ陽当たりの良い縁側にミシンが有り、カアチャンが縫い物をしていて自分が指を縫っちまった・・・そこまでの光景は割りと鮮明に覚えているのであります。


夜、宿の明かりが作る陰影で趣のあった庭

いや、酒が入っていたからか、雪の庭に魅入っちまって撮ったんですけれども、翌朝この庭を見たらナンでも無いどころか、庭師を入れろよな、と言う程に見所の無い庭だった訳であります。

ナンと申しましょうか・・・この日、宿の規模にしてはあまり多く無い宿泊者のようでありまして、庭師など入れるアレもナニなのかなぁ~なんて余計な事を考えちまった次第であります。

で、この宿には竹久夢二が3度も逗留し作品を書き残しているそうであります。
その時の作品が数点飾ってあるんですけれども、夢二ファンの私としましては驚きと感激でひっくり返りそうでありました。
良いのが有りましたぜぇ~・・・題名は忘れましたけど。

と、言う事で、このお宿にはもう一度泊まりたい・・・桜の頃に会津の見所など回りながらまた夢二の作品に会いたい、ナンて事を思ったのでありました。



コメント
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いい宿です

2017-02-09 06:55:14 | 旅の記憶
東山温泉の新滝に泊っているんですけど、良い宿であります。
なんと言っても自噴、湧出の湯が良い訳であります。
まっ、脇から加湯のパイプで入れているのは冬で湯温が下がるからと解釈しました。
窓の外は雪景色ですけど合津らしい雪ではありません。

朝飯を食したら少し合津の観光などして帰ろうかと思ってますが、電気次第でありましょうか?


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