じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

新しい歴史教科書 5

2017-02-01 20:38:43 | 新しい歴史教科書
第3節 人物を通して時代を捉える

と、言う事で、歴史とは人である・・・人の生き様の記録である、という事なのでありましょうか?
歴史上の人物を浮き彫りにする為のアレコレがこの節では書かれているようであります。

で、人物カードを作ろう、と言うトピックでは、鑑真に焦点を当てましてミニ伝記を書く練習などしている訳であります。

いや、鑑真丸と言う船がありまして、その昔よく神戸に出張していた時にポートターミナルで鑑真丸が入港するのに出会した事がありました・・・が、あんまし流行っている風には見えなかったんですけど、まっ、いいでしょう。

で、人物ーカードの書き方という項目での6番目・・・書き出しと段落の始まりの1字は下げる、とある訳です。
いや、私もこの部分とても引っかかっている訳です。

ナンと申しましようか、ブログを書き始めた当初はお約束に則って1文字下げていたんですけれども、何処のブログを見ましても個人はやっていないんですよね。
なのでネットではソレがお作法なのかと、自分も右に倣っちまいましたが・・・。

で、鑑真は200文字のミニ伝記なんですが、次は津田梅子女史が題材でありまして、800文字の伝記になる訳であります。

いや、例として作られた800文字の伝記、津田梅子を読んだんですけれども・・・スゲェ~と、驚いたのは「7歳の誕生日を目前に控えた津田梅子の姿がありました」と、ある訳です。

いや、津田梅子の粗筋として日本最初の女子の留学生の一員だったとは知っていましたが、年端も行かない7歳足らずでの留学だったんですね・・・未だお母ちゃんのお乳が恋しくても許されるかも知れない年頃で官費の留学でありますかぁ~・・・感服であります。

さて、次は、本格的な人物研究、と言う事で「からくり儀右衛門」が取り上げられている訳であります。

で、人物の伝記の書き方は「起承転結」で書くのだと・・・なんか当たり前だろうという己もしますが、まっ、いいでしょう。

からくり儀右衛門・・・本名は田中久重と言うんでありますね。
で、お茶運び人形などは私でも知っているんで相当に有名なんでありましょう。
その他には「万年時鳴鐘」と言うのが写真で載っているんですけれども、和時計の最高傑作だそうであります。
いや、気になったのはアレです・・・東芝未来科学館蔵、と、言う所でありまして・・・今を時めく東芝さん、文化的なアレに資金を割いている余裕など無いだろうなぁ~・・・ドーなっちまうんだろう? と、危惧した訳であります。
が、しかし、小さな但し書きに「複製」とあったんで、まっ、ンじゃぁ大丈夫だな、と。
んっ? 複製とな? 本物は何処にあるんでしょうね? まさか盗まれて半島に渡ったとか? 冗談ですけど。

と、言う事で本日はコレまで さよなら さよなら さよなら




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仕送りが増えた

2017-02-01 19:29:25 | 日記的雑談
仕送りが増えた・・・遠い、フィリピンの娘への仕送りが昨年から増えた。
娘が16歳になって、私立の大学へ行く事になり、学費と生活費の仕送りが一気に増えた。
フィリピンの学校の制度では15歳か16歳で高校が終わり、行ける環境の人は大学へ行くのだが、その数は2割~3割だろうか?
大学と名が付いても、カレッジは日本の専門学校的な要素が強い。
ユニバーシティーが日本でいう所の大学になるんだろうが、その数は少なく、大都市にしか無い。
しかも、公立の大学の数は限られ、娘が住んでいるドゥマゲッティーには私立のシリマンユニバーシティーしか無い。
公立校としては州立のカレッジが一校あるが、言ってみれば色々な意味でレベルが低く卒業してもあまり期待出来ないのが現状のようだ。

娘は当初学費が安い州立の学校へ入学したのだが昨年の進級時に編入試験を受けて私立に転校した。
転校するにあたって受けた試験の成績が良く、ハーフスクーラーと言うのに選ばれ、学費が半額になったので転校出来たのだ。

私にしてみれば何処の学校でも大差ないのだが、娘は日本の父の経済的負担をとても気にしてくれるのだ。
ちなみに州立のカレッジへ普通に通った場合の年間の学費は、学部に依って違うが13万円~15万円程度と、日本の学校の学費に比べればとても安い。
その他に学校のイベントやサークル活動の費用などが入っても年間20万円あればほぼ間に合う。

先月の10日に年間の学費として日本円で8万円を送金した。
たった8万円で一年間学校へ通えるのだから夢のようだが、高卒でガソリンスタンドやデパートの売り場で働く人の給料が3万円程度のフィリピンでは、8万円は高額なのだ。

娘は学校の有るドゥマゲッティー市内から60キロ程離れた山の中に住んでいる。
3年前、電気が近くまで来たので家にも引き込みたいと連絡を受け1万数千円の工事費を振り込んだ。
と、言う事は、小学校から高校までは電気の無い生活をしていたのだ。
いや、100A程の大きなバッテリーで夜の一時LED電球を灯して勉強していたらしいが、週に一度は充電に街へ持って下りるのも金が掛かって大変だった。

大学に入った当初は毎日ドゥマゲッティーまで通学していたのだがその時間を勉強に充てたいとの事で、昨年から街にボーディングハウスと言う間借りをした。
大きな部屋をベニヤ板で仕切っただけのスペースで小さな机と簡易ベットを置いたらいっぱいの狭さで窓は無い。
それでも娘は往復のほぼ4時間が短縮されるので勉強が捗ると喜んでいる。

山から下りて通学していた頃は、家からハイウェーまでがバイクタクシーで片道20ペソ=45円と、街までのバス代25ペソ=50円が掛かっていた。
往復で200円という所だろうか?
その他、毎日のランチが50ペソ程度見込まれるので通学費用だけで一日300円程掛かっていた。

ちなみに学歴が無く日雇いで砂糖工場に下働きに出ても一日100ペソしか貰えないので一時の学費が払えたとしても、山間部の貧しい人達が年間通して通学するのは不可能だ。

ボーディングハウスを借りてからは月の10日と25日に2500ペソずつ送っている。
為替相場にも因るが2500ペソは概ね6000円で大した金額ではない。

以上を合計すると22万円程だが、その他にサマースクールの参加費とか、パーティーの衣装やらで年間の送金額は30万円程度になっている。

さて、ここまでの話しは、だから、金が必要なので働いている、と言う為の説明だった。

年額30万円が大きいか小さいか、軽いか重いかは人それぞれだと思うが、自分は遊びを少し削ればこの金額は捻出可能だった。
しかし、日本の家庭と言うか、女房と作って来た蓄えからあっちの生活費を出すのは背信であり卑怯だと自分は思えるのだ。

そこで、上手い具合に植木屋の食にありつける事になったのを機会に、ここは一つフィリピンの娘が無事に卒業するまで、仕送り分位は稼げたら良いと思い働いているのでありました、と。

で、娘が通っている学校は3000人以上も生徒がいるそうなのですが、専門教科以外の一般科目・・・要するに国語・理科・社会・英語・数学はほぼ満点でありまして、昨年度、後期は学年で一番でメダルをもらって来ました。

・・・これ、一番だったんだぞぉ~を誰かに自慢したくてウズウズしてたんですけれども、そう言う事情の娘なのでご近所に宣伝する事も適わず・・・と、言う事で、せめてブログに・・・でも、ヤプミー限定じゃないとあとが恐いんで・・・まっ、親ばかの娘自慢でありました。




コメント (6)
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