じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

明けたね!!!

2021-07-17 16:32:40 | 日々の雑感
いや、我が家地方は東北南部に属するんだけれども昨日のお天道様の勢いで梅雨が明けたようであります。

まだ7月20日前ですから結構早い梅雨明けであります。

あれ、梅雨入りごろの予想だと長梅雨の話でしたがどーしてどーして、近年稀に見る早い梅雨明けとなった次第であります・・・そーでも無いのかな?

さて、こんな又と無い絶好の夏空の土曜日、何の因果か私ゃ植木屋仕事でありました。

梅雨の最中のそぼ降る雨の仕事も嫌ですが、これでもかぁ〜とお日様が意気込んで輝く炎天下の仕事も辛いもんであります。

あれ、雨に濡れながらの植木屋仕事にはどこか哀愁と悲壮感が漂うと思うんですが、何と申しましょうか、炎天下には頭から押さえつけられた諦め感のような敗北を感じるわけであります。

かんかん照りの空の下、モミジやシラカシのように背が高く生い茂る木の剪定は良いもんなんであります。
なんとなれば、葉が茂ってますんで木陰での仕事なわけであります。
12尺の脚立の上は風も通り、言って見れば一番良い仕事であります。

んじゃ、同じ現場で一番辛いのは何かというと、草刈りであります。
平場で日陰も無く、腰に抱えるエンジンの草刈機はそれ自体が熱いわけでして炎天下の草刈りは目眩さえする酷な仕事であります。

しかし、一人親方の自分は現場の一切が伸し掛かるわけでして避けては通れないのであります。

モミジを小さくし、シラカシも小さくし、エンジュも小さくし、ヤマボウシも小さくしと、全部小さくしてくださいとのご要望でありました。

私が腹の底で思うのは「だったらなんで大きくなる木を植えたんだ」でありますが、そこはそれ、営業用の不気味な笑顔を浮かべ「よーがす、任して下せぇ」と静かに、しかし力強く言うのであります。

まっ、モミジやシラカシなんてのは電動の剪定ばさみを手に入れた自分には軽い相手でして、ウィーン・ジョッキンを繰り返しあっという間の作業であります。

しかし、これらの枝を落とすと切り屑は多いわけでして後片付けの作業の方が手間であります。

で、通学路なんで歩道の邪魔にならないようにとのご希望がアベリアの列でして都合15メーターほどもありましょうか? 
それを刈り込むわけでありますが以前なら刈り込み鋏でチョキチョキとマメな作業をしていたんですけれども、今は電動バリカンで一気であります。

上面に少し気を使いますが平らになったら勝負は終わりでして側面は端から端までバリカンを当ててずーっと歩いて終わりであります。

で、仕上げに木鋏を手にしてチョキチョキと音など出し、いかにも植木屋が仕事をしている雰囲気を醸し出したら完成であります。

さて、あとは草刈りだな、と時計を見れば既に昼飯時でして、汗が凄いんでトイレのお誘いさえ来ないままにこんな時刻とは、おそるべし炎天下とコンビニに走った次第であります。

で、一番近いのがローソンだったんでですが、弁当を物色していたら店員さんが30円引きの黄色いシールを冷やし中華にペタリと貼ったわけであります。

いや、冷やし中華が食いたいとはミジンコも思っていなかったんですが本能なんでありましょうか、お買い得を意味する黄色いシールに反射しちまいカゴに入れちまった次第であります。

で、あとはカレーパンとポカリの500を2本買いまして本日のお昼とした次第であります。

いゃ、家からは氷入りの冷たい麦茶をボトルに一本持ってきていたんですが早々と飲みきっていたわけで、本日はこのあと買った500のコーラも入れて都合2リットルを現場で飲みきり、家に戻ってはクエン酸ドリンクとアイスコーヒーで1リットル飲み、なんだかんだと3リットルも飲んだのに未だに乾いて候であります。

で、草刈りが一番嫌でしたがやらないと終わらないのでエンジンの音もけたたましくバィーン・グワィ〜ンと刈り取ったんですがナイロンカッターなんで刈った草が粉砕され回収が楽なので助かりました。

と、まぁ、8時半から初め昼飯休息30分を挟み午後3時に試合終了でありましたが、もしもこの後延長戦とか言われても戦う力は無く作業にダメ出しなど無いことを願いつつ仕上がりを確認していただいたわけであります。

あれです、自分のモットーは安い・早い・其れなりでして料金とのバランスは取れていると自負しておりますが、まっ、いいでしょう。

で、帰宅したら道具を片付けてとりあえず水風呂に入ったんですがあまりの心地良さにうとうとしちまいまして危うく溺れるところでありました。

ここで一句 梅雨明けや植木屋風呂で溺れおり  なんちゃって。

いや、炎天下にアルミの脚立が焼けてアッチチとか俳句にしたいものはあるんですが少し温めようと思うんで仕舞い込みであります。

炎天下ってのは面白いですね。
蟻の行列も日向には出て来なくて塀の際とか木陰を選んで通っていたりして見てたら面白いんですが仕事が捗らないので遠慮なく蹴散らすのでありました、なんちゃって。

おおっと、風呂が沸きましたので、んじゃ。


コメント
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