たった4泊5日の日程に二か国訪問を詰め込んだ旅行も台湾から仙台空港行きの便に乗って四時間後には終わる。
これが安倍総理なら政府専用機で楽々移動なんだろうけれども、自分は格安チケットを握りしめLCCの狭い座席に四時間縛り付けらる。
言ってみれば旅と言う名の修行か?
一人、ろくに着替えも持たず、また金も持たない自分の旅行は大きな空港に入ると行き場を失いう。
シャワーは浴びているがいかんせん着替える服無い。
南国はフィリピンで汗をかいたままのTシャツは匂っていないかと気になる。
だから、居場所を確保したくてラウンジに入れるカードを持っている。
自分はラウンジの一人用の席を確保してホッとする。
席に着き一息入れビールと食事を手に入れたらWihiを繋ぎニュースを見る。
いつもと変わらないニュースに没頭しつつふと我に返った時、ここに居る必然性が無い事に気がつく。
あぁ、早く家に帰って風呂に入り洗ったシャツとパンツに着替えよう。
明日、仙台の天気はどうだろうか。
もしも雪など無かったら散財した穴を埋めるのに仕事に行こう。
チェーンソーを持って伐採だ。
嗚呼現実に戻ろうとする自分はなんて小心者なんだろう。
あ、搭乗だ。
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