三連休の土日は往還の会のH氏、S氏に脊梁を案内していただきました。
一日目は西の内谷川を遡行。二日目は上福根山に登り、横平に下りました。
テント泊の二日間、大きく深い景色に感動し、美しい紅葉にうっとりでした。
車一台を下山口の横平にデポした後、西の内谷川橋の手前から登り上がります。10時50分。
堰堤を横切り、
しばらく歩くと「前に何か見えますか」とH氏。
苔の石が並んで、確かに古道がそこにありました。
何十年か前、樅木地区の人たちが生活道路として使っていたのでしょう。
その先は、土砂が崩れ落ちて、今はもう道が見えなくなっていますが、昔の人はこの辺りを歩いたのかな~と思いを馳せながら歩き、興味深かったです。
激下りで河原に下りるのかと思えば、ロープを使って懸垂下降の体験学習です。
お・ど・ろ・き!でした。
スリングを体に巻いて、半マスト結びのロープで下る~(8mm径・30mロープ)
しかし、しかし、私はちっともできない!
なんど教えて貰っても、体をロープに預けるのが怖くて、突っ立ってしまう。そして転げる。
皆さんの大爆笑を買うばかりでした。
夫殿はそれでもチラッとは出来たかな。思いがけず貴重な体験でした。ありがとうございました!
河原へ下りて、昼食休憩。1時になっていました。
大雨の後などの増水時には、水が流れているのでしょうが、今は枯れ沢になっています。
伏流水となって地下を流れている水は、上流に行くと表面に現れてきます。
正に秘境を行くようです。
白い大きな岩が次々と現れました。
苔の岩も
ここは水が流れていたら、滑滝のようになるのでしょうか。
いきなり、こんなところにトリカブトが咲いていました。
崖に紅葉が綺麗です。
ブナハリタケ発見!
キノコ博士のS氏は大量の収穫です。
今夜の鍋に入れるそうで~~大丈夫かな~~。毒キノコではないかと内心不安でした。
ヤマメの手掴み!
心優しいH氏は、せっかくここで生きていたのだからと、水に戻してあげました。
もちろん、だれにも会いません。
岩を乗り越え、倒木をまたいで、よく歩きました。
苔に覆われた大木を眺めながら休憩していると~
「もう、4時になったので、今日はここまでにしましょう」
「上に良いテント場がありますよ」
予定では水越峠まで歩くはずでしたが、私の足が遅く、時間が押していました。
上に上がってみると、広くてとても気持ちのいい場所です。
今夜は4人一緒に、H氏のテントにお世話になります。
下の川原で水を汲み、焚火を起こし、鍋の準備もまた楽しい。
真っ白なブナハリタケは少し甘い香りで、鍋に入れたら美味しかった!。
風が無いので、炎が真っすぐに上がっています。
ゆらり、めらりと、見ていて飽きません。
食べて、飲んで、ぼそりぼそりとお喋りして、笑って~~
昼間の疲れもどこへやら、極上の時間が流れました。
一足お先に上がらせていただきました。
跡を残さない、面倒な焚火の後始末を、ありがとうございます。
おやすみなさい。
脊梁に行かれましたか・・・。
私もこの秋、脊梁の紅葉を楽しみたいと思っていましたが、結局行かずじまいでした。
渋いところに行かれたようですね。しかもテント泊、4人一緒で。
ちょっと前なら絶対にしないことを体験されていて、羨ましいです。
キノコも美味しそうで、楽しい夜だったと思います。
翌日以降の記事も楽しみにしています。
けいこたん、こんにちは。
タイトルを見た瞬間、おお~っと声が出てしまいました。
憧れの脊梁でテント泊とは、羨ましいですよ~~
雄大な景色、風景が広がっているのですね。
歩く人の小さいこと、小さいこと。
ロープの懸垂下降を体験学習、お疲れさまでした。
私も英彦山でちょこっとだけに多様な経験をしてきましたが、
腕力の問題なのか、勇気がないのか、
身体を岩から離せられないで大変でした。
けいこたんは次はバッチリなのでしょうね。
夜は、静かな山間でぐっすり眠れたことでしょうね。
鹿にも会えるし筋肉痛にもなれる。
次は雪が待ってますね。 いきなり大山は無理かとおもうので、金山に膝位まで積んだらお誘いします。年によりますが深い所では腰辺りまで積みますから。
自分達だけではとても行けないところを歩いてきました。
ましてや、あんな岩岩岩のところをずっと歩くなんて。
確かに渋いですね!
歩いてみれば、渋くて、魅力的でした(^^;)
原始的なテント泊も魅力たっぷりで、することの一つ一つが楽しかったです。
夕食も美味しく、お腹いっぱいになり、大人しく寝ました。暖かな夜でした。
私自身がびっくりでした。
驚きはみんな感動に変わり、心が喜びました。
身体は疲れたのですが~~。
もともと鈍いし、力も根性も無いし、運動のセンスも無いので、ロープでの下りなんて、まるでダメ!
一生懸命になればなるほど、力んでしまって、倒れて、笑うしかなかったよ。
なんであんなに出来ないんだろうね?
広い脊梁でのテント泊は、心に残る夜となりました。
とても楽しかったです。
生まれたてのブナハリタケは、お肌が綺麗で、美味しかったです。
ヤマメは逃がしてあげて正解でしたね。
え?は?雪?
訓練から始まるのでしょうか。
ぬぬーー、雪!!
次に続くいい言葉が見つかりません。
体験したいけれど、私にできるのでしょうか~~(*_*;