山に登りたい 

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萩往還から東鳳翩山

2020-11-25 21:28:54 | 福岡県の山
2020年11月23日(日)曇り

去年、勝坂登山口で「萩往還」の文字を見た時から気になっていました。
今日は萩往還を歩いて、板堂峠から東鳳翩山に登ります。

萩往還とは毛利氏が江戸への参勤交代での御成道(おなり道)として開いた。
日本海側の萩と瀬戸内海側の三田尻を結ぶ全長53㎞の古道は、幕末の志士たちも駆け抜けた歴史の道です。
上天花町から板堂峠までの2.5㎞区間を歩きます。

車を一の坂運動公園の駐車場に止めて、スタートです。


のどかな田舎道を歩いて、上天花町の萩往還入り口。
石畳が続きます。


こんなところを歩くのは素敵!
「いいなあ、いいなあ」を繰り返し言いながら歩きました。


ジグザグというか九十九折(つづらおり)に上りが続いています。
お殿様のお駕籠を担ぐ人は大変だろうなあ。


六軒茶屋跡(正式名は一の坂御建場)




参勤交代の際に藩主一行が休憩するためのところです。


下から、足軽、武士、家来、藩主の休憩所がありました。
身分が高いと休憩場所も高いところにあるのですね。


御籠を下ろすところも。


黄葉を眺めて




一の坂一里塚


竹の道も美しい。


一貫石

キンチヂミの清水
岩盤から清水が湧き出ていて、非常に冷たいので、飲んだら縮みあがるということでその名前がつきました。
夫殿、のぞき込んでみましたが、たまり水のようで綺麗ではなかったので、飲みませんでした。
なので「キンチヂミ」の効果をビフォー・アフターで確かめることはできなかったとさ(*_*;


ずっと気持ちよく歩いて板堂峠。


昔の道に思いを馳せながら、今こうしてここを歩くのは幸せです。

国道に下りて、向かい側に国境の碑。
新しく見えますよね。文化五年だから当たり前ですが、江戸時代で、間宮林蔵が樺太を探検した年です。


では、板堂峠に戻って東鳳翩山に登ります。
「21世紀の森コース」はよく整備されていますが、やたら、木段が続きました。


福岡の油山を思い出します。


ショウゲン山への分岐に来ましたが、ガスッてて何も見えない。


何も見えないので、ちょっとでも色が見えると超嬉しい。
フユイチゴの赤。


カワラノギク?の紫。


スミレ


東鳳翩山の山頂までずー―――っと木段でした。


ミヤマキリシマの咲き残り?


晴れていれば、遠く日本海、九州の山々も見えるらしいけれど、なーーんも見えんよ~。
寒いから、お昼ご飯は二つ堂コースの分岐まで下りて食べました。
ここで、地元の人と会ってお喋りすると、山口弁が嬉しくて楽しかった。

下山の二つ堂コースもとても良く整備されています。


錦鶏の滝・ナマナマコ―ス・の分岐。


悪路と書いてありましたが、そうでもありません。
九州というか、福岡の山でよく歩く感じでした。
この辺りだけ荒れていましたけど。


水音がしてきたので、もうすぐ滝が現れるかなー。
でも、これは錦鶏の滝ではないようです。


直ぐに30mの錦鶏の滝が見えてきました。
素晴らしい!
幾筋もの白い水の流れが岩をつたって見事です。


ナマナマコースはいいですね!
滝を見たあとは、直ぐに朝歩いた萩往還の入り口に出ました。
小雨も降ってきたので、駐車場まで急ごうとしたら、ヤギがいたり、公衆電話ボックスがあったりで、またまたのんき歩きをしてしまいました。




山口の山旅、とても良かったです。
先週に続いて、今週も二日続きで遊びました。
楽しくて、嬉しくて、ずっとご褒美をもらっているような気分です。
明日から、また普通の日常生活をしっかりやっていかなくちゃですね。


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2 コメント

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Unknown (ひーちゃん)
2020-11-27 12:26:11
けいこたん、こんにちは。
「萩往還を歩いて、板堂峠から東鳳翩山」と書いてあったので、
楽々お散歩かと思いきや、しっかり歩かれたようですね。
1.5万歩かな?! 凄いね~
日曜日、私は楽々お散歩だけだったので3千歩でした。目標は1日6千歩なんだけど…

「東鳳翩山」、何て読むのか調べました。「ひがしほうべんざん」って読むのね。お勉強にもなりました。素敵なところですね。
「ナマナマコース」、何でナマナマなのか調べましたが、分かりません。
まさか、飲み放題のコースじゃないよね~
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ひーちゃん、こんにちは。 (けいこたん)
2020-11-27 13:53:51
東ほうべんざん、読めないですよねー。
読み方を書いておくべきだったわ。
(≧∇≦)
地元だから、つい当たり前に思ってましたが、確かに字が難しい。
書けんし(≧∇≦)
万歩計は持ってないので、どれくらい歩いたのか分からないけど、上りはずっと木段で疲れたわ。
ナマナマコース、調べてくれてありがとう。
良く分からないけど、きっと整備せず生のままの山道ですよってことかと勝手に思いました。
ビール生!飲み放題だったら、夫殿大喜び!
それいいねー。
ブログも、もうちょっとわかりやすくしなきゃだねー^o^
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