山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

九州オルレ・八女コース

2018-06-26 20:48:30 | 九州オルレ・その他
2018年6月24日(日)晴れ

左腕は朝起きた時に少し痛みますが、ずいぶん良くなってきました。
腕慣らし、足慣らしに出かけてみよう。
3週間ぶりの歩きとなるので、無理のないようにオルレを楽しむことにしました。

八女コースは、オルレの中で唯一の「初級」コースです。
11㎞、3~4時間ということですが、時間など気にせず、歴史に思いを馳せながらゆっくり歩きます。

土日・祭日でも解放されている八女市役所の駐車場に車を止め、堀川バスの福島バス停まで徒歩6分。福島からバスに乗ってオルレスタート地点の上山内まで15分。
上山内でバスを下りたところの、山の井公園からスタートです。


山の井公園にある「中島内蔵助翁の碑」

山ノ井川井堰が洪水のたびに決壊するので、農作物が被害を受け人々は苦しんでいました。そこで草履の緒が左結びの者を人柱に立てることになりました。内蔵助は自ら左結びの草履をはいて人柱となり、堰の一角に身を沈めました。以後、決壊することはなく、人々は安心して田植をするようになったということです。(八女の民話より)

では、カンセの案内に従って歩きます。

すぐに「童男山(どうなんざん)古墳」です。
これは12号古墳


こちらが1号古墳
6世紀に造られた、直径約48m横穴式の大型円墳です。


毎年1月に地域の人々や小学生により、「童男山ふすべ」という伝統行事が行われます。
それはー、
秦の始皇帝の命令で徐福が不老長寿の薬を探して渡航しましたが、暴風雨にあい船は難破し、この地に流れ着きました。村人たちが枯れ木や落ち葉をふすべて介抱しましたが、息をひきとりました。この故事に基づき、徐福を温めた焚き火を毎年行い、魂を慰めてきました。(八女市役所文化振興課)

ここは中に入って見学もできます。




でも、人様のお墓だと思うと、なんだか申し訳なく、長居したくありません。
出ましょうね。


オルレはいつも森歩きをさせてくれます。
八女コース初級なので、キツイ上り下りはありませんが、自然を十分に満喫しながら歩けます。

あの明るいところが展望所。(そこから茶畑が少しだけ見えました)


犬尾城址にも寄ってみました。
(12世紀末、つまりは平安時代の終わりに築城されたもので、八女には猫尾城もある)


納屋の側を抜けると、最初の茶畑です!!
や、やや、
あれは茶摘みトラクターかな?


こっちにやって来たぞ。茶摘みトラクターの動きはロボットみたいで面白かった。


トテトテ去っていくお尻も可愛い。


トラックもやって来た。背中に摘み取った茶葉を載せています。




しばらく作業を見学させてもらいました。

茶畑の絶景ポイントに出てきました。




展望所から見る八女中央大茶園です。
ホッホー―!!
霜除けのファンが風で回っています。

涼しい風も吹いてきて、しばらく休憩しましょう。
展望所の隅には石碑が並んでいる。


怪獣の被り物をして、お地蔵様にご挨拶。


たっぷり楽しんだので、振り返りながら次に向かいましょう。


ムラサキカタバミがあちこちに咲いている。
珍しくはないけれど、とても可愛い。


水田をぐるりと周って、


一念寺


今、一つだけ念ずるとしたら、やはり健康です。


八女はお茶ばかりでなく、果物の産地でもあります。
葡萄畑


梨園


「極上のあぜ道」を歩いて


あふん、これ?


シロツメクサと蝶(ツバメシジミ?)に出合って、嬉しくなりました。


江崎食品で、待望のラムネ!!
乾いた喉に美味い!


江崎グリコとは関係なく、酢醸造所でした。
お土産にゆずドレッシングと柚子胡椒を買ったよ。


またまた丸山塚古墳というのを見た後は、八女リハビリ病院横を通って、ゴール地点の岩戸山古墳まで来ました。

静かですね。
六世紀後半に造られた前方後円墳で、北部九州を支配下においた筑紫国磐井の生前墓だと伝えられています。


ぐるりと一周回って、オルレ八女コースはおしまいです。


岩戸山古墳の前にある福島高校バス停から西鉄バスに乗り7分、福島で下車。市役所に戻りました。
寄り道したり、休憩したりで12.6㎞、たっぷり5時間楽しみました。
心配した左腕は大丈夫!!
整形外科の先生に教えていただいた、腕のリハビリ体操をプラプラして歩きました。
日中は痛くない!!
大満足の一日となりました。

お茶だけでなく、野辺のお花も楽しめました。
ネジバナ、可愛いねー。


群生のアカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)
普通に野に咲く花がとても愛らしく、嬉しくなる。


ヤブミョウガ


マンネングサ


ヒナギキョウとハキダメギク


ツルリンドウかな。違うような…。




楽しい一日でした!!




コメント (8)    この記事についてブログを書く
« ウォーキングと講演会 | トップ | 清水山(みやま市・瀬高町) »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (風来坊)
2018-06-28 04:46:42
お茶畑、刈取りの機械に合わせた高さになっているんですね。
勉強になりました。
今回はお二人でゆっくりと楽しまれたのですね。
梨の実が結構大きくて、これも勉強になりました。
返信する
風来坊さん、おはようございます (けいこたん)
2018-06-28 11:45:39
八女茶は柔らかで、優しい味でした。(^^)
嬉野で見た茶摘みトラクターは、車体が大きかったので、畝の幅も広かったように思います。
ここで見たのは、色も赤だし、お洒落なホロも付いてて可愛いかったです。
梨も葡萄も手を伸ばせば、届きそうでしたが、勿論見るだけにしました。笑
返信する
Unknown (yamabousi)
2018-06-28 12:37:58
こんにちは
優しいオルレコースだったようですね
お茶畑広がる風景・・・自分も大好きなロケです。
鹿児島には知覧茶が有名ですが そこの付近を通って
枕崎方面ヘのルートはそれはそれは広いお茶畑が圧巻ですよ、ここと同じように霜対策にプロペラも同じですね
知覧茶には ”深蒸し茶”が銘茶ですが我々には高くて
手が出ません!。試飲したことありますが美味しかったな~~。
少しづつ良くなってきて良かったですね
自分は先日、ちょっとしたアクシデントで凹んだりしましたが何とか回復へのようです。
返信する
山帽子さん、おはようございます (けいこたん)
2018-06-28 13:02:02
山帽子さんにアクシデント?!
それはお辛かったですね。
痛いのは嫌、動けないのも嫌ですね。
いくらか回復されているようで、安心しました。
でも、どうかお気をつけくださいね。
我が家はコーヒーよりもお茶好きですが、銘柄はちっとも分からずです。
ホッと一息できるお茶は、日常生活に欠かせませんね。(^^)
返信する
こんばんは (ひーちゃん)
2018-06-28 19:55:30
オルレコースでリハビリだったのね。
お茶の香りと通られた道の緑の匂いがしてくるようです。腕の調子もいい方向みたいですね。よかったよかった。
私が疲れてお昼寝していた時夫殿が走りにいってて、がネジバナがあったよと写真撮ってきてくれました。可愛いよね。不思議だよね。
私はまだみつけてなあい。そのうち
返信する
ひーちゃん、こんばんは (けいこたん)
2018-06-28 20:13:54
ネジバナ、不思議ねー、可愛いねー。
ラン科っていうから、驚きです。
ネジバナも、他の花も目に入ると、きゅんとなるね。
ひーちゃん達はたくさんのはなを見つけるので、きゅんきゅんが止まらないでしょう。(^^)(^^)
お茶の緑、木々の緑に癒されながら歩きました。
返信する
鮮やかで綺麗なネジバナ (悠遊・・・)
2018-07-02 15:23:27
広大で整然とした茶の畝にも農家さんの知恵と経験が凝縮されているのでしょうね。
ネジバナ:とっても可愛く鮮やかな色で綺麗、また茎のねじねじがはっきりわかります。
歴史を紐解き自然を満喫。
一つの願いはやっぱり【健康】ですよね。
返信する
悠遊さん、こんばんは (けいこたん)
2018-07-02 18:23:09
茶畑もネジバナも、元気で歩けるからこそ、見ることができるのですよね。
ありがたく、嬉しかったです。
ついこの前、テレビで八女茶の玉露が農林水産大臣賞を取ったと報じていました。そんな高価なお茶は口に出来ませんが、生協で買った普通の八女茶も美味しいです。(^^)
返信する

九州オルレ・その他」カテゴリの最新記事