Bataviaへスケッチブックを忘れてしまいました。
現地で案内してくれたBrittaさんから全体をコーディネートしてくれたAnthonyさん、鈴木さん経由で私に連絡が来ました。ご親切にも送り返してくれるそうで再会が楽しみです。
BataviaはFox Valley の4つの自治体の一つでメインストリートプログラムを活用した中心部の再生に成功しています。とくに町の中心にある橋のかけかえをめぐってメインストリートのディレクター(最近は地位の向上を目指して、今までのマネージャーという言葉を言い換えているそうです)であるBrittaさんが市と住民の間に入って大活躍をし、その両者から更なる信頼を勝ち取ったとのことでした。
Britaさんとまちを歩くといろんな人が挨拶してきます。商工会議所の会長に続いて建築家のLaneさんも声をかけてくれ、自分の事務所に招いてくれました。そこで私たちは、銅のメッシュでおられた折り紙作品に出会いました。折り紙と行っても人の背丈ほどあるものもあり、軽やかな彫刻作品といった風です。帰りにLaneさんにかわいい豚の作品(10歳だそうです)をもらってしまいました。お礼にメールしたらHi Tokihikoというメールが帰ってきました。沖縄にも彼の作品が在るそうなので、いつか出会えることが楽しみです。
忘れ物をしたおかげで、Bataviaという名が忘れられないものになりました。
高谷時彦記 Tokihiko Takatani