まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

鶴岡まちキネから藤沢周平記念館まで歩く

2010-05-25 01:01:46 | 建築・都市・あれこれ  Essay

22日は鶴岡まちなかキネマのオープン日でした。天気にも恵まれ朝から多くの人たちでにぎわいました。

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ヒラボク食堂も昼前から早速ウェイティング状態でした。こくとわざありのおいしいラーメンをヒラボクN社長にご馳走になってしまいましたが、昼からは藤沢周平記念館に日大の三浦先生たちがお見えになるということで、まちなかを久しぶりにあるいて記念館に向かいました。

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商店街を抜けるとすぐに内川です。いつも立ち寄ってしまう魚市場です。立派な小屋組みはまちキネと共通しますが、小屋と柱の関係はまちキネが折り置き組みであるのに対し、こちらは京呂組です。こちらのほうが古いのでなんとなく逆のような気もしますが、その辺は今後解明していきたいものです。

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記念館に到着。

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三浦先生と学生さん一行をご案内した後再びまちキネへ。再び内川沿いを歩きましたが思わぬところからカトリック教会(重要文化財)が顔を出します。

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川沿いの建物は、ちゃんと川を楽しむ開口部を持っています。川と暮らしは今よりももっと近かったのでしょう。

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川との関係で言えば大泉橋の袂のイチローヂ商店はなかなかユニークな建築です。この3階から何が見えるのでしょう。と思って見上げていたら、川端商店街のSさんから声をかけられました。この建物も陶器店が閉鎖され今後どうなるのかわからないとのこと。何とか建築を残して活用したいですねなどと話した後、Sさんは颯爽とスクーターで北へ消えました。

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ということで再びまちキネに到着。

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高谷時彦記 Tokihiko Takatani