東北公益文科大学大学院・公益総合研究センター主催のシンポジウム「社会を変える公益ビジネス」にちなんだパネル展示をおこなっています。期間は3月1日からシンポジウム翌日の13日まで、場所は鶴岡まちなかキネマのエントランスホールです。
高谷研究室の人たち、大学関係の皆さんで28日から設営し、1日12時頃オープンと相成りました。
展示は、パネルと模型から構成されます。
研究員の國井さんが作成した松文産業旧鶴岡工場の歴史を紐解くパネルです。
うえにある額は松文の工場訓です。最初に「いかるな」とあります。一種の人生訓です。
こちらは、松ヶ丘開墾場と鶴岡魚市場の模型。松文と同じように、大規模な木造架構が特徴です。庄内には、明治以来進取の気に富む地元大工の伝統があります。研究室の池田さんが作成しました。
こちら(下)にあるのは、まちキネを設計するときにデザイン検討のためにつくった模型です。東京の設計計画高谷時彦事務所から、はるばる運んできました。事務所には、ほかにも計画初期の検討模型がありますが、いつか、計画の初動期も含めて紹介できる機会があると思います。
皆さんの力で、立派な展示となりました。展示をご覧になったかたがたからの反響も来ています。できるだけ多くのかたに見てもらえることを願っています。