雪が降ると風景が一変します。
羽越線の車窓からみえる田んぼの中の聖なる場所。
雑木林として残した部分に祠を建ててお祭りしています。『見えがくれする都市』で若月さんがお書きになった「森・盛・・・聖なる場所」のことを思い出します。
これが冬になるとこんな感じです。
尊い場所だから田んぼにしないで残したのか、残した場所、盛・森に神聖さを見出したのか。
実はこの風景と似ています。これは集落ですが、盛・森・聖なる場所の風景に合致します。
集落そのものも祠と森で作る風景の相似形であることにいまさらながら気づかされます。
大概は飛行機で庄内入りしますが、時間の関係で羽越線を利用することもあります。季節ごとにまったく違う表情を見せるのが庄内平野です。