本郷西片で所用があったため、白山まで歩いてから千石の事務所に向かいました。久しぶりの寄り道です。ちょうど南北に長い本郷大地の西の縁を北方向に歩くことになります。
このあたりには漱石や魯迅が住んでいたそうですが、残念なことにその住居跡はありません。もう少し谷に降りれば樋口一葉終焉の地もあるようですが、今日は少し台地側を北に向かいます。
地形の縁は面白いというのはブラタモリのタモリ氏ですが、同感です。
こんな建物が出現。
昭和初期の3階建て鉄筋コンクリート建築。登録文化財になっています。壁は大正から昭和初期に流行ったドイツ壁です。面白い出版社の建物も並んでいます。
ここに来る前には、銭湯に出会いました。ここは谷を走る白山通りに近いところです。
こんな看板建築もあります。
このレリーフもなかなか味があります。軒(コーニス)には何か文字看板がついていたかもしれません。
再びブラタモリ語録ですが、まちというものはその歴史の痕跡を簡単に消すことはできません。古いお屋敷の時代の塀の後も残されています。
歴史の凝縮した本郷台地の際、また白山台地との境い目ともいえるあたりです。少し勉強してからまた歩いてみたいものです。
高谷時彦
建築・都市デザイン
設計計画高谷時彦事務所・東京
東北公益文科大学大学院・鶴岡
I enjoyed walking to Hakusan Subway Station on my way to my atelier in Sengoku from Nishikata.
Tokyo has a lot of hills and valleys in its central area. I like walking on a path that skirts a historical hill.
There must be something curious! Of course I found very interesting historic buildings today.
Tokihiko Takatani
architect/professor
Tokihiko Takatani Studio. Tokyo
Graduate School of Tohoku Koeki University. Tsuruoka City. Yamagata
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