都市環境デザイン会議岐阜大会。
すばらしい運営でした。企画も大変よかったと思います。地元の若い人たちの話は自分の世代との違いが浮かび上がって大変きょうみあるものでした。
皆さん自然体です。地方の町や都市ではデザイン的な発想のできる人はまだまだ求められています。大いに期待をしたいと思いました。
さて岐阜での大会ということで、今いろんな意味で話題のメディアコスモスへ。まずは閲覧室へ。
屋根or天井の柔らかな局面が広がり感を出しています。
人の居場所をつくるデザインです。決して本の配置でできた場所ではありません。
ほんの配置が分かりにくいという声が利用者から出ているとのことでしたが、一応サインもあるので、少し慣れれば問題ないと思います。
カウンターも気楽に相談できそうな雰囲気です。
自然に外を眺める人の居場所もあります。
外のテラスにも出られるんですね。
アルコーブ状で屋根付です。
1階の外部にも図書館の延長のような人の居場所。
1階に降りてみます。高校生のたまり場は食事もOKのようです。
流行のスタバもありました。
雨漏りなど負の面もあるようですが、全体としてゆったりと人の居場所をつくることに徹底していることに共感します。
高谷時彦 記
After attending the annual meeting of JUDI, Japan Urban design Institute,
I walked to see "Media Cosmos", a public library designed by architect Toyo Ito.
I was very much interested in nice "place making" for the people, not for the bookshelves.
Tokihiko Takatani
Architect/Professor
Takatani Tokihiko and Associates, Architecture/Urban Design, Tokyo
Graduate School of Tohoku Koeki university ,Tsuruoka city, Yamagata