conscience

my diary

何故、マスコミは忖度を止めないのか。

2023年05月19日 | 日記
 昨日、市川猿之助の自宅で両親が死亡し、本人も朦朧としていて救急搬送されたとのこと。同人が書いた遺書があったということが事実であるなら、自殺幇助か、殺人すらも考えられるような事件であると思われるが、現時点でのマスコミ(特にテレビのワイドショー)の報道は、どちらかと言えば、有名な歌舞伎役者が遭遇した悲劇のような捉え方しかしていないようだ。同日は、女性誌が同人に関するセクハラ等のスキャンダルを報道した日だという。
 権力を持つ者による関係者へのセクハラ行為は、ジャニー喜多川によるジュニア等に対するセクハラ事案と発生に至る構造的なものが類似しているようだ。ジャニー喜多川も猿之助も、プロデュース能力などは優れたものがあるとしても、そうして得た権力を立場の弱い者に対してセクハラとかパワハラということで行使するということは明らかに間違いであり、特にジャニー喜多川にあっては、未成年者に対する行為であり、法律に抵触するかどうかということ以前に、事務所責任者としては、あってはならない行為であり、政府も過去に国会答弁までしていたのに、法律に触れないとして何等防止策も取らなかったのは行政としての怠慢としか言いようがない。
 LGBT法案が審議されているが、ホモセクシュアル的傾向を持つと思われる、この二名による行為は、週刊誌等が報道していることが事実であったなら、同法案にも悪影響を与えらずを得ないだろう。それだけに、この二名によるセクハラやパワハラという行為が事実であったのかどうかということを明らかにして欲しい。
 故人の行為なので真偽は判らないとか、家族内での出来事なので詳細はわからないとか言わず、権力のある者が本当にセクハラ等を行ったのか、そして、そのことによって被害者はどのようなトラウマを持っているかが知りたい。マスコミは、対象となる人で区別することなく、セクハラ・パワハラに至る権力構造的な問題点を追及して欲しい。そうしないなら、私は、もう、DAYDAY以外のワイドショーは見ないし、どんな立派なことを放送しても絶対に信用はしない。特に、恵の出ているワイドショーなどは番組自体を止めた方が良い。
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