パウル君：予言的中

ワールドカップ（Ｗ杯）
決勝進出決めたスペイン

サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会は、当地ダーバンで、で準決勝の残りの
試合が昨日に続き、現地7日の23時・日本時間８日未明に行われ、初めての決勝進出を果たした。
前半はお互いに譲ることもなく激しく戦い、スペインが中盤を支配し、ドイツの躍動感あふれる
攻撃を封じて試合の主導権を握った。
司令塔シャビを中心とした小気味のいいパスワークで厳しいプレスを破り、体格に勝る
ドイツは相手のクロスをはね返し、スルーパスに対しても的確にコースをつぶして、対応し
ながらもゴール前ではスペインに好機を与えなかった。
しかし、切れ味鋭いカウンターはなかなか仕掛けることが出来ず、30分過ぎまでシュートに
つながる展開を作れなかった。0－0のまま後半戦に突入し、激しい戦いの中で、
スペインが後半２８分シャビの左ＣＫから,ゴール前でプジョルがダイビングヘッドでゴールを
決め、スペインがドイツに１点を先制し、これが決勝点となり優勝戦に進んだ。
次戦の相手は、昨日ウルグアイに勝利した、オランダが相手で、11日午後８時半：12日午前３時半
試合開始となる決勝では、ともに初優勝を懸けて決勝戦に臨み対戦する。

今大会で、話題になっているタコの占い：主役はタコのパウルくん
ドイツ国内・飼育されている、オーバーハウゼンの、水族館で準決勝スペイン戦の行方を占った
ところ、スペインの国旗がはられたガラス容器を開け、中の貝を食べ、これまで、Ｗ杯のドイツ
戦で的中率 100％の予言を行っている、タコのパウルくんが、6日のＷ杯準決勝での、
ドイツ敗退を予言した。ドイツには衝撃的な結果となったが、唯一の救いは、08年欧州選手権で
５試合の勝敗を予言し、唯一外したのが決勝スペイン戦だったこと。
当時はドイツ勝利を選んで外れただけに、今回は逆の結果を期待する声もあったが、
ドイツ対スペインきょう未明の対戦でタコのパウル君の予想通りにスペインが1対Oで
勝利した。
ドイツは２大会ぶりとなる決勝進出を逃し、10日夜（同11日未明）に行われる
ウルグアイとの３位決定戦に回った。
ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会も11日の決勝戦で決着がつくが、日本と戦った
オランダとスペインが強豪と言われた、南米のサッカークラブを倒し、最後の戦いに挑むが、
日本としては1対0で奇しくも負けた、相手ではあるが、オランダに勝ってほしいと思って
応援したい。また最後の戦いを観ながら、大勢のサッカーファンが応援で熱くなることだろう。
これからの4年、ブラジル大会が待ちどうしい。それまでには、日本も一層強く強化された、
チームになってほしいものだ。