大相撲九州場所で挑戦:双葉の記録に
横綱白鳳(ムンフバト・ダバジャルガル、)
モンゴル・ウランバートル出身 宮城野部屋
連勝ストップ
昨日の初日、連勝街道一直線、5場所連続優勝を目指す横綱白鳳は、この日の相手
小結栃ノ心を上手投げで退け、連勝を63に伸ばし初日に大偉業達成し、
双葉山の69連勝にあと6と迫った。この63連勝は、江戸時代の横綱谷風関が築いた、
この連勝は安永7年(1778)年から天明2年(1782)にかけて、引き分けと預かりを
挟みながら記録されたもので、この63連勝230年前の大先輩の作った記録に
思いをはせたようだ。
九州場所での、双葉山の記録に近づくに着け、白鵬の連勝が続く歴史的状況の中で,
宮城野部屋宿舎の、けいこ土俵周辺は神経質なほどで、周囲も立ち入りが禁止
される程の中での、初日、今日の取り組み相手、栃ノ心に悠然と、白星発進した。
先場所、元69代横綱九重親方(千代の富士)53を越えた翌日に、稀勢の里を
押し出し、54連勝し、昭和以降単独2位となり、九州場所の、この63連勝は
双葉山に次いで、歴然とした史上2位となった。
この連勝の始まりは、平成22年1月の、初場所14日目の琴欧州戦から始まった。
初場所に朝青龍が引退したあとは、一人横綱として事実上ライバルが不在で、
7月の名古屋場所では、史上初となる3場所連続15戦全勝優勝を達成。
9月秋場所も全勝し、この九州場所、あと6ツ、「あとは自分自身の問題でしょうね
迷いはない」明日は2日目、稀勢の里を迎え撃つと言い、今日の取り組みとなった。
今、関取の中でも、なかなか「互角の力士がいない」と言われながら、
こともあろうに因縁か、今日、稀勢の里との取り組みとなった。
双葉山の69連勝は年2場所制だった昭和11年春場所(1月)の7日目から14年
春場所(1月)の4日目に当時平幕の安芸ノ海に外掛けで敗れるまで勝ち続けた。
不滅と言われる69連勝に、あと6つと迫った今日、双葉山が敗れたように、
平成の大横綱白鳳が平幕の稀勢の里に寄り切られ、土俵下の砂かぶり席まで
転がされた。
大波乱に沸く場内の歓声が突き刺さる。うっすらと笑いを浮かべながら白鵬は
「これが負けか」とつぶやき、双葉山は70連勝ならずの一番で
「我、いまだ木鶏たりえず」との言葉を残したとされるが、初場所から続いた
連勝もストップした、この取組の終った後の、大相撲の二人の態度に場内も大声援、
口元に悔しさをかみ締めながら、横綱白鳳が土俵の神と仰ぎ、尊敬する双葉山が
築いた記録1位の69連勝には届かなかったが、
白鳳もまだまだ若い、「偉大な人たちを尊敬しながらやっていきたい」
これからの一番一番を大切に、土俵を努めながら、再挑戦の一人旅は続く
ことになった。
多くの相撲フアンも、また明日からの白鳳に期待したい。
しかし、この連勝ストップ、日本の国技でもある大相撲。フアンとしては
偉大な双葉山の記録が、外国人の横綱には破られたくない。
(しかし、現横綱白鳳は日本人以上の日本人らしい横綱)なんとも複雑な
心境の中で、記録阻止に、日本人力士、稀勢の里がやってのけた、
この記録、いつまた誰が挑戦し破るのか、記録を敗れるような、
日本人力士の奮闘に、期待したい思いである。
横綱白鳳(ムンフバト・ダバジャルガル、)
モンゴル・ウランバートル出身 宮城野部屋
連勝ストップ
昨日の初日、連勝街道一直線、5場所連続優勝を目指す横綱白鳳は、この日の相手
小結栃ノ心を上手投げで退け、連勝を63に伸ばし初日に大偉業達成し、
双葉山の69連勝にあと6と迫った。この63連勝は、江戸時代の横綱谷風関が築いた、
この連勝は安永7年(1778)年から天明2年(1782)にかけて、引き分けと預かりを
挟みながら記録されたもので、この63連勝230年前の大先輩の作った記録に
思いをはせたようだ。
九州場所での、双葉山の記録に近づくに着け、白鵬の連勝が続く歴史的状況の中で,
宮城野部屋宿舎の、けいこ土俵周辺は神経質なほどで、周囲も立ち入りが禁止
される程の中での、初日、今日の取り組み相手、栃ノ心に悠然と、白星発進した。
先場所、元69代横綱九重親方(千代の富士)53を越えた翌日に、稀勢の里を
押し出し、54連勝し、昭和以降単独2位となり、九州場所の、この63連勝は
双葉山に次いで、歴然とした史上2位となった。
この連勝の始まりは、平成22年1月の、初場所14日目の琴欧州戦から始まった。
初場所に朝青龍が引退したあとは、一人横綱として事実上ライバルが不在で、
7月の名古屋場所では、史上初となる3場所連続15戦全勝優勝を達成。
9月秋場所も全勝し、この九州場所、あと6ツ、「あとは自分自身の問題でしょうね
迷いはない」明日は2日目、稀勢の里を迎え撃つと言い、今日の取り組みとなった。
今、関取の中でも、なかなか「互角の力士がいない」と言われながら、
こともあろうに因縁か、今日、稀勢の里との取り組みとなった。
双葉山の69連勝は年2場所制だった昭和11年春場所(1月)の7日目から14年
春場所(1月)の4日目に当時平幕の安芸ノ海に外掛けで敗れるまで勝ち続けた。
不滅と言われる69連勝に、あと6つと迫った今日、双葉山が敗れたように、
平成の大横綱白鳳が平幕の稀勢の里に寄り切られ、土俵下の砂かぶり席まで
転がされた。
大波乱に沸く場内の歓声が突き刺さる。うっすらと笑いを浮かべながら白鵬は
「これが負けか」とつぶやき、双葉山は70連勝ならずの一番で
「我、いまだ木鶏たりえず」との言葉を残したとされるが、初場所から続いた
連勝もストップした、この取組の終った後の、大相撲の二人の態度に場内も大声援、
口元に悔しさをかみ締めながら、横綱白鳳が土俵の神と仰ぎ、尊敬する双葉山が
築いた記録1位の69連勝には届かなかったが、
白鳳もまだまだ若い、「偉大な人たちを尊敬しながらやっていきたい」
これからの一番一番を大切に、土俵を努めながら、再挑戦の一人旅は続く
ことになった。
多くの相撲フアンも、また明日からの白鳳に期待したい。
しかし、この連勝ストップ、日本の国技でもある大相撲。フアンとしては
偉大な双葉山の記録が、外国人の横綱には破られたくない。
(しかし、現横綱白鳳は日本人以上の日本人らしい横綱)なんとも複雑な
心境の中で、記録阻止に、日本人力士、稀勢の里がやってのけた、
この記録、いつまた誰が挑戦し破るのか、記録を敗れるような、
日本人力士の奮闘に、期待したい思いである。