さくら散った

コニカミノルタ杯
日本女子プロ選手権　千葉県キングフイールズGC、（6700ヤードパー72）

横峰さくらは3日間安定したプレーは際立って、2位に3打差をつけての
首位浮上,これまでの4大大会ではLPGAツアー選手権リコーカップを
2度制していても「日本」と名の付くビッグタイトルは手にしていない,
最終日に向け3打差はあっても油断できない、3日目に少し乱れた
ドライバーショットの修正が課題だと明日に挑みたいと。
そして、最終日を２位と３打差の単独首位で迎えた,この３日間で唯一
アンダーパーを重ねてきた横峯さくら、ボギーが先行する最終日に,
メジャーの舞台が牙をむいた、苦しい展開、17番18番と２連続バーディを
奪ったが、それまでに、６つのボギーをたたき通算２アンダーの
単独３位に終わった。

優勝おめでとう、優子さん　これを機会に、「途中放棄」しないように？

この最終日の3打差、横峯が勝つと思われたこの大会で、スタートした
三塚優子が3ストローク伸ばして逆に、2位に1打差をつけて初のメジャー
大会「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を、さくらとの
差3打差を逆転、2年ぶりに4打差をつけて、逆転優勝通算4勝目を挙げ
メジャー初タイトルと３年シードを獲得した。
昨日までの、さくらの勢いには勝てないようであったが、横峯が大きく
崩れた為に、逆に勝ち取った勝利は、無欲な気持ちが、逆にプレッシャー
も感じず、伸び伸びと自分のゴルフに集中した事で、逆転勝利を
呼び込んだとは、これからのゴルフに自信をつけたようだ。
単独２位に入った中国のフォン・シャンシャンが通算5アンダー、
最終日のベストスコアー「68」をマークし、わずか1打及ばず
今季2勝目の優勝を逃した。
フォン・シャンシャンは、米国ツアーを主戦場とし、すでに、今季は14試合の
出場で賞金ランキング35位。日本最高峰のこの舞台でも、その実力を存分に
発揮してみせた。
次戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープントーナメント」への出場を
予定しているようで、上位を脅かしそうだ。

連覇を狙った藤田は、通算４オーバーの12位タイで、４日間の戦いを終えた。

優勝　三塚優子　6アンダー　通算282
2位　フォン・シャンシャン　5アンダー　通算283
3位　横峯さくら　2アンダー　通算286
4位　黄アルム　1アンダー　通算　287
5位　ジャンウンビ　アンダー　通算　288
6位　不動裕理　1オーバー　通算289　服部有真夕
8位　福嶋晃子　2オーバー　通算　290　森田理香子　ジョン・ミジョン


海の向こう、アメリカツアーで頑張っている宮里　藍　悔しい思い。
最終ラウンドを首位に、3打差8位で挑んで、66で回って猛追したが
1打及ばず、プレーオフに加われず、惜しくも3位で終った。
台湾の曽雅妮が、韓国の梁熙英とのプレーオフを制し、2年連続で
今季5勝目の優勝を揚げたようだ。