米男子ゴルフ
世界選手権シリーズ・ブリジストン招待
米オハイオ州アクロン・ファイアストーンCC(パー70)
ツアー通算勝利数79勝、今季5勝目、優勝おめでとうタイガーウッズ
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予選ラウンド
松山英樹は、68で回り、通算イーブンパー140の、19位で回った。2日間を同じ
組で回って、改めてタイガーの凄さを見せつけられた。
タイガーウッズとのラウンドを振り返り、さすが日本の怪物も、小学生とプロが
やっているような感じで、全部の次元違うと脱帽、ウッズのショットは、正確で
確実にピンに絡め、1イーグル、7バーデー、ノーボギーで、9アンダーと、
猛チャージで自身が、2000年に記録した、大会最少に並ぶ61をマークし圧倒的な、
技量を見せつけ、初日の4アンダーと2日目の9アンダー通算13アンダーで単独
首位を独走。
2位に7打差をつけキーガン・ブラドリー(米国)とクリス・ウッド(英国)が
続き決勝ラウンドにを迎えるが残り2日間で、スコアーをどれほど延ばすのか、
注目されることになった。
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予選ラウンドの2日間、松山がタイガーウッズと回り、感じ学んだことは、
如何にアイアンの正確さが大切か教えられた。
世界ナンバー1選手とのラウンドは、これからは、なお一層、松山のこれからの
ゴルフ人生において、磨きのかかる経験をしたようで、タイガーウッズから貴重で
大きな財産を得たことは、間違いのない体験だったでしょう。
気合を入れての、最終日、17位タイから上位進出を目指した松山英樹は「アウト
(フロントナイン)でアンダーパーをマークしたい」という言葉通り2バーディ、
1ボギーの1アンダーで折り返すも後半3つボギーを叩いて1オーバー71。
最終日にスコアを伸ばせず、通算1オーバーでフィル・ミケルソン(米)、
リッキー・ファウラー(米)と並ぶ21位タイに終わった。
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松山英樹の、米ツアーの今季獲得賞金は58万ドルを超え(約5,800万円)目下の
ランキングに照らし合わせると120位相当。来季のシード権(賞金ランクまたは
フェデックスカップポイントランク125位以内)獲得に大きく一歩近づいたようだ。
そして、タイガーが、松山英樹のプレーに対し
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「彼は良いショットを打つ。ミスのことを考えずに、攻撃的なプレーをする。
多くの試合を経験することだ。才能豊かなので、開花するのは時間の問題だろう」と、
世界のトップを走るタイガーから、うれしい言葉を贈られた。
予選同組で回ったタイガーウッズに、怪物松山英樹君もタイガーのゴルフに
魅了され、今回ばかりは圧倒的な差を感じたまま、脇役で終わっても、贈られた言葉は、
英樹にはこれから励みになる事だろう。
最終日最終戦
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの、今季最終戦であり、メジャー前哨戦として
位置づけられるWGC-ブリヂストン招待は、オハイオ州のファイアーストーンCCを
舞台に、タイガーウッズの一人舞台で最終ラウンドの競技を終了した。
独走を続けたタイガーは、1999年の初開催以降、同一競技ブリヂストン招待で、
過去7回制している、タイガー・ウッズは、王者のゴルフで8勝目を成し遂げ、
今季5勝目です。
試合後タイガーは
「なぜだろうね。このコースは自分の目にフィットするんだ。心地良くプレー出来た」
と、往年の名プレーヤー、サム・スニード(米)の同一大会8勝のツアー記録に並び
(自身もアーノルド・パーマー招待で大会8勝の記録を保持)白い歯を見せ優勝を
決めた直後に、長男チャーリー君を抱え上げ、柔和な父親の顔を見せた。
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貫禄のゴルフで後続に1バーディ、1ボギーのイーブンパー70と、チャージこそ
ならなかったが通算15アンダーで、2位に並んだディフェンディング・チャンピオン
のキーガン・ブラッドリー(米)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)に、
7ストロークの大差をつけ逃げ切ってツアー通算勝利数79勝を挙げた。
サム・スニードの持つ、歴代優勝記録82にあと3勝に迫り、次週行われる、
米男子ツアー今季メジャー最終戦の、第95回全米プロゴルフ選手権(8~11日/
ニューヨーク州、オークヒルCC)で、足踏みしている、メジャー勝利数を『15』
に伸ばすチャンスが訪れた。
この勢いで、優勝候補筆頭にあげられ ひさしぶりのメジャー制覇に
今の調子で、連続の優勝を期待したいですね。