Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

勝ったと思わせた第2セットで

2014-11-17 17:03:12 | 日記

「歴史を作る男」錦織圭と、入場の際に紹介された。

 

戦前、錦織が言っていたように、世界の強豪との戦いは、厳しい戦いとなった。
準決勝で対戦することになった、世界の王者を倒すには、あまりにも大きな
壁に阻まれた。

 
第1セット、
ジョコビッチの素晴らしい世界のサーブに、錦織はリズムが取れない注目された
緊張感からか、ジョコビッチの放つ、ベースラインに落ちるサーブに翻弄され、
精神的に圧力をかけられると、何をやってもうまくいかない、何かが
違うと思う中で、錦織は一度も反撃できないまま、僅か23分で、
第1セットを6-1で落し錦織は、この1セット目は「こてんぱんにやられた」
こんなに差があるかと、感じたと思っていたようだが、

第2セット、
  
錦織圭は、2度もジョコビッチに勝ったんだと、気を取り直し心機一転、リセットで
攻勢に転じ、フォアーで揺さぶり、持ち前のドロップショットなど、壮烈な
ラリーや、スピードあるストロークを屈し、ジョコビッチの足を止めた。
さすがに世界一メンタルに強い、ジョコビッチのプレーに、リズムが狂いはじめ
ラリーの末、ブレークに成功すると、第2セットを6-3で振り出し戻し、
この勢いで流れを掴んで、勝負の第3セットに挑んだ
この第2セットに、ジョコビッチも「世界で今、最も才能にあふれた次世代の
エース」と試合後、錦織圭を褒め称えた。

最終セット
 
ここからが違った、世界ランキング1位最強の男は、世界で一番メンタルに強い
ジョコビッチに対し、錦織は第2セットで調子に乗れたと錯覚、もしかと思わせる
世界5位の錦織は冷静さを欠いたのは、第1ゲームがキーポイントだった様だ、
2本のブレークポイントを取れなくて焦り、そこから流れが変わった、ここが、
やはり世界一強い男、すかさず最強と言われるメンタルに強い男は、冷静に
錦織のミスを待った、錦織は力みからかミスを連発自滅、肝心なところで
ミスの連発。
ラケットを投げ悔しがるの見て、攻勢に出るジョコビッチに、錦織は、最後も
この日6本目のダブルフォールのミスで、ジョコビッチに惜敗。
決勝進出はかなわなかったが、負けたとはいえ、第2セットを見る限り近い将来、
錦織にも世界一の座を奪い取る、機会がやって来ると思わせた大会だった。


だが錦織圭は、悔しい試合だったようだ。「負けたら意味がない、勝たないと」
これが本音だろう、あの第2セットの勝ち方を顧みれば、口惜しいだろう。

 
最後まで錦織圭選手、本当に良く戦ってくれた、そう簡単に、四大大会7度の
優勝を誇る、世界ナンバーワン、ジョコビッチを敗れるものではないだろうが。
しかし、日本のテニス界の夢でもあった、日本の選手「錦織圭」が、世界5位と
世界のテニス界の「強豪べスト8」に、仲間入りが出来た事に拍手を送りたい。

今までのテニス界の出来事は、他国、欧米のスポーツのように思われ一般的には
興味を引かなかったが、若き新鋭、錦織圭の世界ランキング5位にまで登り詰めた
事で、テニスが手の届くスポーツとなった事に敬意を表したい。


世界を制する為に
錦織圭選手には、勝つためにサービスショットと精神力に、サーブに磨きをかけ
世界を制してほしと祈るだけ。


いゃー、松岡修造氏の二人の対戦の解説を聞いていて、テニスが判らなかった
者でも、あれほど良く判るような解説を聞けば、如何にテニスが微妙にメンタルの
スポーツであるか、少しは判ったような気がしてきた。
もちろんメンタルなスポーツは、テニスはもとより、ゴルフもそうだろう。
勿論個人競技には、メンタルに。強いか弱いか大きく、微妙に影響するだろう。
世界のジョコビッチが、メンタルに強いと言われるのは、若いころに育った
境遇から、きたものだと言われるが、メンタルの強さは、境遇が育んでくれる
のかもしれな。やはり勝負に勝つには、耐える事に強くなると言う事なのか?