Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

新横綱稀勢の里:奇跡的逆転優勝

2017-03-28 03:05:30 | 日記
 気迫の逆転優勝
    
 19年ぶり日本出身力士、新横綱として大きな注目の、稀勢の里が迎えた大阪場所の
 初日、豪風を倒して12日まで順調に白星を重ねて迎えた稀勢の里は、13日目の、
 日馬富士戦で左肩付近を負傷、
  
 もぅ今場所ダメかと思われるほどの、ダーメージ受けたと思われた13日目、多くの
 相撲ファンの落胆は計り知れないほどの激震だった。
 12勝1敗で向えた14日目、稀勢の里休場かと思わせたが、痛々しい左肩をテーピング
 した稀勢の里は、横綱の鶴竜に、なす術もなく敗れ2敗目。
  
 迎えた千秋楽の相手は、13勝1敗の大関、照ノ富士だ、鶴竜戦を見れば明らかなように、
 出場すら危ぶまれた稀勢の里の、優勝への2連勝は無理な話、だが新横綱は怪我を押して
 千秋楽へ出場、単独トップだった大関照ノ富士を、本割で、手負いの稀勢の里が

 突き落としで制し、13勝2敗で並び決定戦へ持ち込んだ。
 
 優勝決定戦では照ノ富士に、もろ差しを許しながら、右から起死回生、捨て身の小手投げで
 劇的な逆転勝利。
    
 直接対決で本割、決定戦を2連勝し逆転優勝したのは、14年初場所の栃東以来で、
 二場所連続2度目の制覇を果たした新横綱の優勝は、平成7年初場所の、貴乃花以来
 22年ぶり8人目の快挙。
   
 土俵下で「君が代」を斉唱しながら涙は止まらない、優勝インタビューで,目を真っ赤に
 して激闘の15日間を振りながら、これは自分一人の力ではないと語った。