SOS.TV.JAPAN

ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

福音の道しるべ 32

2013年06月22日 | 日記

 

    福音の道しるべ 32

B.酬恩祭

もし彼の供え物が酬恩祭の犠牲であって、牛をささげるのであれば、雌雄いずれであっても、全きものを主の前にささげなければならない。彼はその供え物の頭に手を置き、会見の幕屋の入口で、これをほふらなければならない。そしてアロンの子なる祭司たちは、その血を祭壇の周囲に注ぎかけなければならない。彼はまたその酬恩祭の犠牲のうちから火祭を主にささげなければならない。すなわち内臓をおおう脂肪と、内臓の上のすべての脂肪、二つの腎臓とその上の腰のあたりにある脂肪、ならびに腎臓と共にとられる肝臓の上の小葉である。そしてアロンの子たちは祭壇の上で、火の上のたきぎの上に置いた燔祭の上で、これを焼かなければならない。これは火祭であって、主にささげる香ばしいかおりである(レビ記3:1-5)。

 

 レビ記に見いだされる、外庭でささげられた次の犠牲が、酬恩祭である。酬恩祭は、私たちがいかに神と和睦するかを示すものである。残りの聖所の儀式は、私たちがどのようにして神に立ちかえり、神がどのように私たちを元の状態に回復なさるかを説明している。私たちの仕える神は、なんと愛と恵みに富んでおられることか!

 酬恩祭は、神への個人的な誓約としてささげられた。燔祭とは異なり、その儀式に関わる全員が、聖餐式のように、いけにえの肉を食べた。燔祭では、いけにえの全体が祭壇に置かれ、主の前で焼かれた。一方、酬恩祭では、いけにえの一部だけが神に供えられ、祭壇で焼かれたのであった。いけにえの大部分は動物を連れてきた人に返され、胸部と右肩、両方の頬は祭司に与えられた(レビ記7章、申命記18章)。神にささげられるべき部分、すなわち脂肪と腎臓は、祭壇で焼かれた。聖所の儀式において、動物の脂肪は罪を表していた。「しかし、悪しき者は滅び、主の敵は子羊の脂肪のように消滅し、煙のように消えうせる」(詩篇3720―欽定訳)。