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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

聖書に預言された世界の歴史  第4回

2016年03月30日 | 日記

3、預言解釈つの原則

皆さんが聖書の預言を理解するためには、次のように三つの原則を理解しなければなりません。

1,まずその聖書の預言の本文自体を良く精読して下さい。

2,その預言を聖書自体がどのように解釈しているかを注意深く調べて下さい。もし、自分勝手な解釈をするなら、誰の解釈が正しいか判断することが出来なくなります。ですから、私たちは聖書自体をもって、聖書を解釈するようにしなければなりません。

3,神様が聖書の中で啓示して下さったその預言が、世界の歴史の中でいつどのように成就されたかについて注意深く研究しましょう。そういった理解のもとで、私たちは安全な預言の解釈を持つことが出来るのです。

それでは、上記の原則を踏まえ、非常に興味深いネブカデネザル王の夢の解釈と、その歴史上における驚くべき成就について研究してみましょう。この世の中には、占い師や占星術師などに将来を尋ねる人たちが結構います。しかし、そういった占い師たちには、将来を見通す知恵が本当はありません。その知恵は、この地球の歴史を導いておられる神様だけがお持ちなのです。聖書は私たちが、確信を持って未来に直面できるようにしてくれます。では、まずこの世界の歴史がどのように変遷し、そしてどのように終末を迎えるかについて研究してみましょう。    

2500にわたる人類要約する預言

1、バビロン

▶ダニエル2章37~39節を読みましょう。

今やダニエルは、ネブカデネザル王に次のように説明し始めます。聖書の預言は、その啓示を受けたときの時代から始まることが多くあります。ダニエルが説明したこの預言は、ダニエルの時代から始まり、約2500年の人類史の要約でした。たとえば、ヨハネの黙示録を学んでみると、黙示録は使徒ヨハネが生きた時代、つまりローマ時代から始まって、世界の終末までの、重要な事件について預言しているという事実を見ることができます。

ダニエルはネブカデネザル王に「ことごとく治めさせられました。あなたはあの金の頭です」と説明し始めます。どれほど正確な描写でしょうか。バビロンの国はユーフラテス川が中央に流れ、その城壁の高さは200フィートにも達していて、その上は、馬車3台が通れるほどの広い厚みを持っていました。歴史家ヘロドトスによると、バビロンはとてつもない量の金を使用していたとのことです。装飾品はもちろんのこと、特に神殿を飾ることにおいて神像やその玉座、その祭壇などをすべて純金で飾り、どこの国もバビロンほど金を多く使用していた国はなかったというのです。その裕福な国バビロンを、金の頭として象徴したことはいかに的を射ていることでしょう。学者たちの発見によるとネブカデネザル王はバビロン帝国の城壁のレンガ一つひとつに自分の名前を刻みつけ、ある碑石には次のような文字を書いておきました。「バビロンよ!私の目を喜ばせるバビロン王国の栄光よ!永遠に不滅なれ!」。 これが、彼の夢であり、望みだったのです。しかしダニエルは次のように言いました。