我が家の北花壇に植えていた菊がやっと一輪咲きました。
蕾はいっぱい付いているので、明日はもっと沢山咲いてくれるでしょう。
菊の花は日照時間が短くなると開花すると聞きます。
そう言えば、暗くなるのが少しずつ早くなってきましたね。
日本の中で陽が沈むのが一番遅い九州でも、6時頃になると薄暗くなり始めます。
東にある関西や関東ではもっと早い時間から暗くなっているんでしょうね。
昨年の暮れに北海道旅行した時に、4時前から薄暗くなり始め、5時には真っ暗な夜になったのでビックリしました。
話は「菊」に戻します。
私が住んでいる辺りでは菊を育てる農家もあり、夕方になるとビニールハウスやガラス室にオレンジ色の電灯が灯されます。
周囲の農地が黒一色に染まった中に、ハウスの電灯が規則正しく並んでキレイです。
この電灯もずっと点けっぱなしではなく、決まった時間になると消されます。
その時間が、菊にとっての日没なのだそうです。
「陽が長いから、まだ秋になってないナ」
と、菊はまんまと騙されて花を咲かせません。
そして露地植えの菊が無くなる歳の暮れあたりに電灯は点けられなくなり、菊はやっと秋が来たと思い開花を始めるとか…
我が家の菊は北花壇に植えているので、陽が当たらなくなるのも少し早いのでしょうか。
沢山咲いたら、まず、お仏壇に上げようと思います。
花を描くのが好きだった父もきっと喜ぶことでしょう。