外に出るのは散歩か買い物くらい… 。



気分転換に我が家のメンテナンスをしたり、庭の実のなる木の様子をみたり、家庭菜園の世話をしたりしながらコロナの第3波をやり過ごしてきましたが、大自然の中に我が身を置きたくなりました。
と言うことで、久しぶりに渓流釣りに出かけました。

一人で行く渓流釣りは誰にも会うことがありません。
そもそも渓流釣りは孤独な釣りで、他の人には釣り場を教えることはありません。
なるべく他の人には知られないようにこっそり竿を振るのです。
釣りに行き、川岸の空き地に車が止めてあればそっとその場を離れますし、釣り上がりながら釣り人の踏み跡など見つけたらすぐに川から上がります。
それほど渓流釣りは人を避けるのです。
そんな渓流釣りだからこそ、自分一人だけで自然の中に立ち入り、渓魚と出会えることを楽しみに竿を振るのです。
久しぶりの渓は清らかで梅雨の晴れ間の陽光で溢れていました。

小さなヤマメばかりでしたが私のお相手をしてくれたのでした。
10時半に渓流に足を踏み入れ、ふと時計に目をやればすでに午後3時。
持ってきたおにぎりも食べず、もちろん誰とも会うことなく、ただ水の音を聴きながら自然の中に我が身を浸しておりました。
帰り道、田植えの終わった棚田が私の目に留まりました。
