畑酒造有限会社 酒蔵日記

清酒 『大治郎』 『喜量能』 醸造元
滋賀県東近江市(旧八日市)
全量地元の契約栽培米を使用
全量純米蔵です

最後の瓶詰め

2016年03月27日 08時12分33秒 | 蔵での仕事

3月24日(木)

今期、最後の瓶詰め日となりました。

計算すると、およそ5時間かかるという事で、

この日は、朝7時~瓶詰め開始です

 

右手で空瓶を取り

キャップを外し、どんどんお酒を詰めていきます。

また、キャップを付け、左側のレーンへ置いていきます。

 

 

4号瓶の手で打栓とは違い

1升瓶は、機械で打栓(これは、マメが出来なくていい

 

打栓された瓶が、流れてきますので、

これをP箱に収めていきます。

 

 

 

先代の頃は、打栓が終わり流れてきた瓶にラベルも機械が貼ってくれていたので、

ぐるりとUタ~ンしてくる、長~いレーンだったのですが、

今は、ラベルも全て手貼り!!

使わない所は、取り外してもらい瓶詰め場も、広く使えるようになりました

 

Pケースに収められたお酒は、

このようにドンドン積み上げていきます。

 

そして、空瓶を手際よく運ぶ担当

 

 

これは、数日前に洗って、検瓶して用意していた空瓶です

 

 

 台車に乗せ

詰め手が取りやすいように、補助していきます

 

1度詰め始めると、機械を止めることはありません。

 少し目を離す間は、皆でフォローし合いながら作業をすすめていきます。

 最後の、瓶詰めは「㐂量能」上撰

 

 

 先代からの銘柄です

 

写真が沢山の投稿となりましたが、

今期最後の瓶詰めですので

 

 

今日は、これから神戸です。

少し体調不良ですが、気張って参ります!!

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もう間もなく

2016年03月23日 23時11分32秒 | 蔵での仕事
この頃、日中はポカポカ。
車の中だと、少し暑いくらいの日もありますが、




蔵の中は、冷え冷え
ストーブは暫く終えないですね



さて、本日も蔵の扉の
向こう側と、こちら側





瓶詰め





ラベル貼り




いつもと変わらない風景ですが、
この風景も、あと少しです





ボイラーの音、
洗濯機をまわす音、
ガチャンガチャン
瓶場の音、
蔵の中のBGMも変わって参ります




外の景色は




春です






頑張って花が開いています
   





こちらは、昨年の写真







干場を取り外した、庭先





昨年、春から始めましたブログ。
もう1年が経ちました



日頃、見て下さっています皆様へ。
いつも応援、誠にありがとうございますm(__)m






気持ちは変わらず、
日々学びながら、
書き綴っていきたいと思います。




これからも、
お見守り下さますように
よろしくお願いいたします


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お酒の会 in信楽

2016年03月21日 11時35分21秒 | 大治郎

 日は、こちら信楽

「陶の辺料理 魚仙」様にて

日本酒を楽しむ会がございます。

お料理が並ぶ器も信楽焼

お猪口も、

素敵なものばかり

 

目で楽しみ

食べて楽しみ

呑んで楽しみ

耳で楽しみ

 こちら

こちら

 

陶磁器の信楽焼で有名な信楽町にて

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春への準備

2016年03月20日 22時45分02秒 | 蔵での仕事
今日は、また肌寒い1日となりましたが、
ご近所さんの田んぼでは、
田植えの準備が始まりました



来月の、
お祭りの準備も始まり、
少しづつ春色と変わりつつあります。




18日(金)
毎年恒例、
契約農家さん「呑百笑の会」
の会議がとり行われました。



農協の方からと、契約農家さんもご参加



お酒造りも終わったばかりですが、
来期の酒米の生産量も
12月、1月には決定し、




夏場は、酒米作りの蔵人さんも
休憩時間には、苗の計算や酒米の在庫の管理などで
こちらも、準備が始まっております





もろみをお酒と、酒粕に分別する
「薮田式ろ過圧搾機」




  



 

板を外すと、こうなります






板や布袋を1枚づつ洗い、
蔵の中の道具も大掃除








半年後、またよろしくお願いしますね
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皆造

2016年03月20日 09時20分08秒 | 大治郎
今期、最後のモロミ
3月16日(水)
上槽いたしました



10月21日から
およそ5ヶ月間。








今期のお酒造りも
「皆造」(造りを皆、終える)を迎えました。










とにかく、無事に過ごせました事に感謝。



そして、この日は
平成27酒造年度・滋賀県新酒きき酒会が
大津で行われました。










蔵人、Yさんには
初めての「きき酒」



滋賀県の新酒121点

 

「勉強の為に是非!!みんなで行こう」と社長
社長だけ、早朝から最後のモロミの上槽で
それを終えてからの参加になりましたが、
4人で行って参りました






あと数本、
お酒の瓶詰め作業と、蔵のあと片づけ・
大掃除と、お仕事はまだ残っていますが、




この夜は、お料理屋さんで
皆造のお祝いをしました。



「無事に乗り切れた事。
本当に、お疲れ様でした
ありがとうございます」



鼻炎の蔵人Aさん…花粉症の蔵人Yさん…(笑)
きき酒、お疲れさまでした


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今期、最後のモロミ

2016年03月12日 23時26分33秒 | 日記




瓶場のシャッターを開けると
太郎坊山が見えます。


肉眼で見ると、
シャッターを開けた空間が、額縁の様に
太郎坊山が眺めます



車と、向かいのおウチが映らないように
撮影してみました。

(あ~っ、電線が



3月10日(木)
午前中に検瓶作業を終え、
翌日の瓶詰め作業のセッティングをし、
午後からは、何ヶ月ぶりになるでしょう
久々のお休みに。




それでも、半日ですが
蔵人さんも、社長も4ヶ月振りの散髪へ





休暇は、散髪DAYとなりました(笑)





スッキリ!!気分転換







仕込みタンクが並ぶ蔵。
真ん中に設置されたタンク2つ。
これが、今期最後のモロミとなります。



向かって左が「大治郎・生モト滋賀渡船六号」
右のタンクが「大治郎・生モト山田錦」





半日の休日の間でも、
タンクの中では、モロミは育ち
日々、お酒に生まれ変わっています。





あともう少し


そう思うと、
寂しい気持ちもありますが、
この風景が見れるのも、
あともう少しです















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~19歳の酒~瓶詰め

2016年03月11日 00時39分46秒 | イベント
3月2日(水)
「19歳の酒」上槽



2月7、10日。
19歳の皆さんにも「仕込み体験」
して頂いた、お酒が出来あがりました



そして、7日(月)
瓶詰め作業




今期は、この瓶詰め作業をも
メンバーの方にお手伝い頂きました。








お料理屋さんで働いている彼。
お店の定休日に、
勤務先の大将と女将さんと
ご一緒にお手伝いに来てくださいました。





お店の割烹着で






瓶詰めしたお酒の打栓を、大将が!!
瓶の入った箱を、
女将さんが運んで下さいました





普段、造りチーム3人ですが、
この日は華やか
私達もいい経験をさせていただきました





さぁ、今期のラベルも楽しみです。
メンバーの皆が、二十歳になった日。
このお酒で乾杯!! します










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伝統行事

2016年03月07日 09時37分01秒 | 日記
実家のある奈良県。
3月1日から、東大寺二月堂で、
お水取りが始まっています。




奈良時代から続く伝統行事で、
752年から、途絶えたことのない
春を告げる行事です。



「これが終わると暖かくなり
春がくる」と
言われています。




久々にいってみたいなぁ。なんて思いながら、
蔵の庭の梅の木を見に行くと、




蕾が出始めていましたよ





春も、もう間近ですね





3月5日(土)
蔵へ獅子舞が。



家族と・蔵人さん
頭を噛みついて(神付いて)頂きました。




無病息災、元気で過ごしていけますように




モロミタンク、4本。
お世話をしながら、
本日は、出来上がっているお酒の
瓶詰め作業を行います
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銀世界

2016年03月02日 08時35分23秒 | 日記




3月1日
もう、雪かき道具は要らないだろうと
数日前に、屋根裏に片づけたところ



一面銀世界
この太郎坊山の麓。
日によって季節によって色んな表情を見せてくれます。
















蔵までの、通勤道路



この雪には負けますが、
同じくらい白い酒粕を
昨日は、袋詰め



蔵中、酒粕のいい香りが広がりました。




そして、社長(大治郎)は
滋賀県酒造組合の需要開発委員会へ




甑倒しを迎えたとはいえ、
相変わらず、時間刻みの日々。




毎日変わる景色、
楽しんでいきたいと思います





さぁ、今夜は
無事に迎えた、甑倒しのお祝いをします!!




蔵人さんと・ご家族もご一緒に.




御馳走と、
新酒をゆ~っくり楽しみたいと思います
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