こんばんは、建築家の山口です。
夕方になって、明日の予定の書類も整理がつき、少し・・・・・・休憩。
ホッとするとついつい甘いものに手が出そうです。
さて、「家づくり」で必ず考えるのはもちろん「間取り」なのですが、
「間取り」は家だけで考えていても必ずといっていいほど失敗します。
近隣の風景や隣の建物の位置や窓、玄関に視線の向き、道路や隣地との関係性に距離・・・・etc。
つまり、建物を含めた全体で、敷地の「活かし方」を考える事が大事なんです。
そうすると、家や土地の使い勝手もよいものになりますよね。
「暮らし」以外で間取りを決定づける最大の要因は「土地」ですから・・・。
十分に土地を把握しておくことが大事。
朝、昼、晩や平日、土日・・・・・四季などでも変化しますからね。
二方向が道路になっている「角地」。
「東側と南側に道路があれば日当たりもいいし・・・・・。」と思われがちですが、
地域の「ゴミ収集の為の置き場」が設けられる事もあるので・・・・・・。
法律以外の条件も実際に現場で「確かめる事」が大事ですよ・・・・・。
奈良で新築 住まいの設計と暮らしのデザインを手掛ける建築設計事務所の設計士
二世帯住宅 新築住宅 中古住宅もリフォーム リノベーションで住みやすく暮らしにい沿った住まいに
こんにちは、建築家の山口です。
朝からは日差しもあって暖かくなりそうだっけど、
期待していた晴れ間もあまり長くは続かずに・・・・・・。
冷え込んでいます。
ホント「体調管理」には気をつけたほうがよさそうです。
工事現場で「手作業」の大工さんや職人さんを見たときに、
学生時代からの友人で大工のN君の話していた事を思い出していました。
「大工になってよかった~。木好きやし、時間が掛っても大事に手掛けた家、受け継がれたらうれしいやん。」
「せやけど、最近は・・・・・大工の腕が鈍るねん」。
お父さんの大工としての背中・・・・仕事を見ていたN君は、
工事現場で見ていた手道具を使って作業をしている職人さんを最近は見かけることが少なくなってしまったのが残念・・・・・と。
釘を打つのは金槌ではなく釘打ち機、鋸は電動丸鋸、鉋掛けはプレーナー
ほぞ穴を掘る鑿は電動角鑿ほとんどの物が電動工具に変わって、
今までの手道具は全然。
木を見てその木が持っている捻れや反りなどの癖を感じ取って仕事を進めることが少なくなって、機械が頼りになってな~。
避けられへんけどな・・・・・。
せやけど「腕が鈍る」。
職人自身が楽に出来ることに甘えているわけではないんですが、
イロイロ考えさせられます・・・・・。
現場で働き続ける職人であるが故の・・・・・・・だそうです。
奈良で住まいの設計と暮らしのデザインを手掛ける建築設計事務所の設計士
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