奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの設計デザインの思考・・・・・住宅を空間の性格として捉えてみる様に、〇LDKだけではない思考と枠組みの拡張へ設計のイメージを変換しながら暮らしの趣を意識して家族像や生活像の意識部分での思考。

2018年03月03日 | (仮称)暮らしの趣を時間と一緒に楽しむ和モダンの家

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※計画中新築住宅の2階部分鳥瞰図イメージCG

 

暮らしの空間についての

日々の思考イロイロと・・・・・。

 

空間化された規範で

どのような枠を考えるのか?

という事を日々の思考に・・・・・。

 

 

住宅を空間の性格として捉えてみるように。

そうすると、

隠された本質が見え隠れしますよね。

 

 

玄関があり、リビングがあり、

キッチンとお風呂があり、

いくつかの個室が集まった空間を

私たちは普段、住宅と呼び、

こうした部屋や機能の組み合わせは、

そこに住む家族や

その生活の実態を反映させた結果であると思って

疑わないですよね・・・・・。

 

 

でも、一つの疑問として、

家族や生活が大きく変わっているなかで、

なぜ「住宅」のそういった点は変わらないか?

という事・・・・・・。

 

なぜ住宅は変わらないのか。

それは、住宅というものが、

もともと家族や生活の実態や現実を

反映したものではなくて、

人々の抱いている家族像や

生活像といった期待や願望や理想、

いってみれば現実ではない「バーチャル」なものを

反映してできあがっているものだと

考えるとどうでしょう・・・・・。

 

 

「専業主婦」や「核家族」や「家族団らん」

という現実が「今の暮らしの中」で

変わってしまっているのに、

今もって〇LDKと呼ばれる

間取りが主流であることに変わりがないのは、

それに代わる確たる家族像や

生活像が未だ見えていないから、

ということになりますよね。

 

 

空間化された規範という言葉は

そういう意味です。

 

規範は外部からやってきます。

家族像や生活像、理想や願望は、

社会や集団の習慣や制度や秩序など

外部との関係性のなかで

生まれてくるものです。

 

 

住居は家族という共同体と

その外側の社会(その家族を含む上位の共同体)との

関係を調停する空間装置と

ある意味で私たちが当たり前に思っている、

住宅は家族のための「私的な空間」であるという

常識もそれで覆されます。

 

 

 事実、近代以前までの住宅は、

家父長のための座敷や

客間といった

封建共同体の秩序を反映した空間を

内包していましたし、

また、町屋などでは「店」や「見世」と呼ばれる

労働や生産や商取引を通じて

市場という外部につながった空間を持っていました。

 

 

 現在、私たちの多くは、

住宅=私的(プライベート)、

外部=公的(パブリック)という図式を

当たり前のこととして暮らしています。

 

 

近代以降、当たり前のように

考えられてきたこうした

住宅のあり方(規範)も

決して当たり前ではないということになります。

 

 

人口の減少、

単身世帯の増加、

社会の急速な高齢化、

新しい働き方、

シェアという価値観など、

今の日本が直面する問題はすべて、

住宅に直結する問題であり、

さらには住宅を私的な空間として

囲い込むだけではもはや解決できない

問題と言えますよね・・・・・。

 

 

住宅は本来、

私的な空間だけではなく、

公的な空間でもあったという事実を

現代の暮らしの中でどのように

表現して具現化していくのかで

住宅の性質も性格も変化し順応していくものだと

思いますよ・・・・・。

 

分かりやすい表現でのLDKはありますが、

生活の空間のありかたは

日々の生活の中で寄り添いながら

変化に対応するものである様にと

思考しながら

デザインの本質を豊かさへとイメージしながら。

 

 

 

 

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今夜のつまみ食いは・・・・・。

2018年03月03日 | グルメ つまみ食い 夜食

 

 

今夜は、博多長浜ラーメン夢街道の「煮卵らーめん」を・・・・・・。

 

 

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(仮称)あすかの趣をエスプリに伝える和モダンの家新築工事・見える部分、見えない部分、設計デザイン途中に構造・耐震計画の視野で、現場での情報収集、地盤の軟硬の程度を現場調査、杭や柱状改良の必要性を。

2018年03月03日 | (仮称)あすかの趣をエスプリに伝える和モダンの家

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※設計デザインの途中の住まい外観CGパース

 

住まいの設計デザインと

現場での作業の入り口部分。

奈良・明日香村での住まいの新築設計の途中に

具体的な設計に大切な現場での「情報収集」。

 

 

土地「敷地」の事で

イロイロ事前に調べておきたい事。

(仮称)あすかの趣きをエスプリに伝える和モダンの家

現場にて・・・・・。

 

最初の部分として・・・。

家を建てる「土地」の

見えない部分の情報。

※奈良・明日香村現場での地盤調査の様子

 

 

建物を支える場所としての地盤。

それぞれの土地の

特徴がありますよね・・・・・・。

 

 

その場所独特の事も含めて。

軟弱な地盤は強い地盤に比べて

地震の揺れが大きく伝わるので、

その上にある建物は

大きなダメージを受けるといわれています。

 

 

よく聞く地盤の見分け方に、

「地名」からその状態を

推測するといった方法がありますよね。

沼・沢・洲・窪などが付く地名は、

全てではありませんが

川や沼を埋め立てた

軟弱地盤の可能性があります・・・・・・。

 

 

また周辺の植物から推測する方法もあり、

背の低い植物が多い所は

地下水が浅いため地盤は軟弱で、

背の高い樹木が多い所は

地下水が深く地盤が良いといった

見分け方をする事も・・・・・。

 

 

でも、いずれの方法もあくまで推測なので、

実際には確実な地盤調査を

行うことが大切です。

 

 

深度・・・・・地盤・表面からの

深さでも同じ敷地(土地)の中にも

差がありますし、

位置関係での違いも・・・・。

 

※奈良・明日香村現場での地盤調査の様子

 

「スウェーデン式サウンディング試験」。

 

 

地盤調査のひとつで、

北欧のスウェーデン国有鉄道が

1917年頃に不良路盤の実態調査として採用し、

その後スカンジナビア諸国で

広く普及した調査方法です。

日本では1954年頃、

当時でいう「建設省」が、

堤防の地盤調査として導入したのが

はじまり・・・・・。

 

 

1976年にはJIS規格に制定されて、

現在では戸建住宅向けの地盤調査に

多く採用されていますよ。

 

※奈良・明日香村現場での地盤調査の様子

 

 

 

測定方法は、

先端に円すい形のスクリューポイントを

取り付けた「ロッド」といわれる

鉄の棒を地面に突き立て、

そのロッドに段階的に重りを足していって

貫入の様子(自沈)を確認します。

 

 

貫入が止まったら次にロッドを回転させて、

25cm貫入するのに

何回転したか回転量を測定します。

この「自沈状況」と「回転量」の

貫入状況によって地盤の強さを評価します。

 

 

測定は一般的に4箇所以上行って、

各箇所の測定結果に著しい差があった場合などは

追加測定を行いますよ。

 

 

基本・・・いつもは「5箇所」の

調査用ポイントを決めて

調査していますよ・・・・・・。

 

 

地面の下、イロイロ

計画の「ファクター」としての

大事な部分にもなりますからね。

 

 

現場が実際に始まる前の

現場での大切な「実務」の一部・・・・・。

周辺要素の整理の質も

暮らしを支えるという事。

 

 

 

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