奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと暮らしの環境計画をキチンと紐づけする設計デザインの効能、理想と現実の枠組みを整理整頓して住まいを設計デザインする事で日々の暮らしが現実とリンクする内容に。

2021年09月20日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※某平屋の家事例・計画時の間取り提案鳥瞰図CGパース

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

 

寝る部屋(寝室)からトイレまでが遠い

快適な造りにするにはどうすればいい?

いざ住んでみたけど、

家具が邪魔でコンセントが届かない等

家づくりの大事な要素として、

日々の生活で

ストレスが溜まりやすい事情にも

色々とありますが、

その理由の部分を

どのように考えるべきか?。

 

例えば、

寝起きでトイレに行きたい時に

トイレが遠いと不便ですし、

洗濯機からベランダやバルコニー、

物干しスペースが遠いと

何回も、その間、

廊下やホール、アプローチを

往復する必要があります。

 

このような問題に至らないように

に家を建てる際、

「動線」という

人が通る経路を便利にすることが、

快適な生活を送る

重要な要素になります。

 

動線計画と、

それに合った家具や

扉などの配置(レイアウト)・・・・・。

 

基本的な考え方として

動線計画を考える時

重要なのが

動線の種類が被らないことです。

 

動線には、食事や洗濯、

掃除を行う「家事動線」、

リビングからトイレや

お風呂など部屋を移動する「生活動線」、

家族以外が家に来た時に通る「来客動線」、

最低でもこの3種類があります。

 

これらが複雑に交差しないようにすれば、

ある程度まで

快適に生活できます。

 

例えば来客動線が生活スペースに

被っていなければ、

そこを通らずにお客さんを案内できます。

 

このように住宅(住まい)で

家を計画する際は、

これらができる限り交わらないように

動線計画を考える様に。

 

人の動く幅を考え、余裕を持たせるように。

 

車の移動等と同じように

狭い空間を移動する事は

どのような現象を起こすのか?

 

想像すれば分かりやすいですよね。

勿論基本寸法や

従来の廊下としての考え方もあります。

 

人が通る最低限の幅

という居住空間を優先する

考え方もあります。

 

ですが、移動スペースを

十分に確保すれば、

その部分を別の用途、

機能を持たせたうえで計画したり

移動時の状態を

ストレスフリーで家の中で

過ごせたります。

 

一般的に正面を向いて

移動する時に必要な

最低限のスペースは5560cm

横向きで通る時は45cmほどになります。

 

少し広めに取ることで、

圧迫感もなくなる寸法の目安。

これをどのように考えるべきか?

 

思考の幅と意識で

暮らしにどのような

間隔のメリットがうまれるのか?

 

それによって、

暮らしの余白も変化します。

 

移動する位置に

家具を置かないという事。

移動スペースの途中に

家具があれば

それを避けて通る必要があります。

 

当たり前の事ですが

意外にこの部分、

キチンと考えられていない事も

多いと思いますよ。

 

例えば洗濯物を干す時に

リビングに置いているソファが

人の移動の範囲に

はみ出ていたらどうでしょう?

 

横を向いて通ったり、

洗濯籠を持ち上げたりする事に

なるかもしれません。

 

これは少し大げさな例かもしれないですが、

家具の置き場所によっては

機能を阻害してしまう事もありますから。

 

そして連動する話しに

コンセントと家具の位置関係。

 

コンセントが家具で隠れてしまったり、

動線を気にしすぎて

家電の位置とコンセントの位置が

離れてしまったりすることがあります。

 

現代の生活に電気は必要不可欠です。

 

家具の配置を考える時は

それらの範囲を意識して

間取りに紐づけする事を基本に・・・・・。

 

そういう意味で、

間取りありきで先行した

間取りの考え方は「ナンセンス」ですよ。

 

暮らしの意味を深く掘り下げたうえで

ロジカルとラテラルに

その周辺要素を前段階に「整理整頓」したうえで

間取りに取り掛かるように・・・・・。

 

理想や希望の住まいが住みにくい理由。

 

暮らしの要素を間取りと住まいに

きちんと紐づけしていますか?

 

住宅計画での

思考の範囲は

暮らし全体に・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 

 

 


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