質の良い設計とデザインで
人生の潤いを生み出す
暮らしの空間を丁寧に・・・・・。
※建材設備メーカーPanasonicショールームへ住まい手さんをご案内してキッチン収納等の検討
暮らし始めてからの事も
色々と大切なので
間取りの計画や
収納の予定について覚えておきたい
収納の知識。
※建材設備メーカーPanasonic・ショールーム(収納スペースも含んだキッチン周辺の空間展示)
※建材設備メーカーPanasonic・ショールーム(収納スペースも含んだキッチン周辺の空間展示)
※キッチン引き出しでの収納の違い実例展示
※Panasonicキッチンカタログより・収納引き出し参考例
例えば、
扉は利用する場所や
収納する内容物などによって、
その種類を考える必要があります。
調理で動き回るキッチンや
ベッドで窮屈になる可能性のある寝室
玄関周辺でスペースの工夫が
必要な位置などでは
特に工夫が重要だったりします。
また場所によっては
扉が前に向かって開く「観音開き」という
形式にすると
開閉する際、同時に人も動かないと
扉が体に当たり
日常的な不便さを
感じる事もあるかと思います。
使い方と場所と収納の関係性。
※玄関周辺の設計デザイン収納実例・引き戸開閉
※玄関周辺の設計デザイン収納実例・引き戸開閉
※玄関周辺の設計デザイン収納実例・引き戸開閉
※一階玄関からリビング近くに設けたウォークインクローゼット(二方向からの出入り可能)
※LDKに設けたリビング収納
※LDKに設けたリビング収納
※LDK全景(リビング収納部位)
※キッチンの背面にも収納を隠す事が出来る扉を建築計画で設計(引き戸式)
※パウダールーム設計デザイン収納実例・引き戸開閉
※パウダールーム設計デザイン収納実例・引き戸開閉
ある程度、扉の開閉時に
人の移動、動作が少なくて
ストレスも比較的少ないのが
引き戸と呼ばれる
収納に向かって立った際
左右に移動(スライド)するような
扉の開閉方式が適しています。
※設計図で明記している人と収納の可動域の事例
次に収納の高さ方向についてですが
高さにおける人の自然な動作領域は
膝から目までの間と考えられます。
※設計図で明記している人と収納の可動域の事例
※設計図で明記している人と収納の可動域の事例
なので、
出し入れ等が日常的で
よく使う物の収納場所は
その範囲に計画するよいのですが、
キッチンなどでは
どうしても高い所を
利用しなくてはいけない
ケースもあります。
※Panasonicキッチンカタログより・収納と人の可動域事例
そうした場合には、
収納棚の中から
カゴがおりてくる
昇降タイプの吊り戸棚を
検討するのもひとつの方法になります。
また収納スペース確保のために
取りあえず押入れや納戸を
という考えも要注意だったりします。
奥行きが深すぎる収納は
ある意味使い勝手が
悪いものです。
布団や扇風機などの
大きな物を収納する場所に
小さな物を収納すると
埋もれてしまいます。
このような状況は
不要な物を増やすような
原因になってしまうので、
何を収納するのかを
ある程度事前に決めて
収納棚の形状や奥行を
検討する事が重要です・・・・・。
家づくりを考える際には
日常的に「収納の良し悪し」を
ある程度経験上からも
分かるかと思います。
自分達の日常使いする
収納物や収納場所が
どういう位置づけであるべきか?
僕もキチンと事前に
住まい手さんに「リサーチ」を行い
提案の中に収納の意味を考えますが
間取りが新しくなる事で
暮らしの中身もある程度変わります。
故に、先ずは「理想」よりも「現実」を
きちんと考えて
暮らしの情報を
整理整頓する事が
間取り計画
というよりは
家づくりや暮らしの充実には
かなり重要・・・・・。
それは収納だけではなくて
暮らしにおける全ての事柄。
住まい手さん自身の
現状把握という時間。
暮らしの環境は「それ」で
良い意味で大きく変わりますよ。
暮らしの現状を見直しはながら
実情を冷静に見つめる為の
事前の検証の時間を丁寧に。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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山口 哲央 様
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