奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

過ごすための価値観と日常を豊かに感じる要素を緻密に練り上げて空間に落とし込む設計デザインの感度と意識を丁寧に、間取りという目に見えやすい指標とそれ以外の融合バランス。

2023年02月14日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※和を意識したシンプルでそぎ落とした空間の美を程よく表現した住まいの玄関設計デザイン事例

 

住宅を考えること。

生活の空間をどのように意識るのか?

そういう意味で

インテリアのデザインでの悩みは尽きないかと思います。

 

※障子が生み出す簡素でありつつ自然美に近い光を間接的に取り入れる工夫を施した陰影のデザイン

 

内装のデザインは

日常的に視界に入りつつ

意識と感情に大きく左右するファクターでもあり

居心地に良くも悪くも

影響を及ぼします。

※ナチュラルな雰囲気を持たせつつ和のテイストを住まい手の価値観に融合させたLDK空間(ダイニングよりリビングへ視線を向ける)

 

そして、内装デザインの

種類や決め方、

イメージする過程で

その価値も随分変わります。

※グレーの表情を用いつつナチュラル感を溶け込むようにデザインしたLDK空間(リビングよりDKへ視線を向ける)

 

家と部屋のテイストを大切にしながら

自身の持つスタンスが

どういう位置づけなのか?

 

部屋のテイストには

主に北欧風、ナチュラルモダン、

ヴィンテージ風、ロココ調

モダン 、和モダン、和風等の「意識づけ」が存在します。

 

テイストが決まらないと

内装やインテリアの

方向性も定まりませんから・・・・・。

 

特に家族が集まりパブリックな空間である

リビングやダイニング、

プライベートを重視した

個人の時間が長い空間・・・・・。

 

それぞれの居場所に対しての

考え方の違いも存在します。

 

いつもこのブログでも書いている

ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの

3色のバランスを考慮しつつ

テイストと配色の他にも

照明やインテリアのアイテム

そして窓から見える風景と

囲まれた床・壁・天井についても考えるように。

 

照明やライト当たり方を工夫することにより、

印象を操作する空間を生み出すことが出来ます。

 

そして加味するべき要素で

忘れてはならないのが

内装のデザインを凝ることは大切ですが、

部屋の機能性も重視することです。

 

洗面所前の道路が狭いため、

朝の時間帯に込み合ってしまう。

デザインにこだわりすぎて

キッチンの収納が少なくなってしまう。

コンセント配置が悪く、

配線がじゃまになってしまう・・・・etc。

 

実際の暮らしを意識して

機能を適切である最適解に近づけるように。

 

様々な要素を重ねつつ

融合した結果が空間であり

家(住宅)というカタチになります。

 

暮らしと価値観に関して

整合性があり

バランスが整った住まいであるよう。

 

暮らしの環境が形成する物事の存在に

キチンと着地できる

デザインと設計の意識を大切に。

 

いつも設計の際には

時間を掛けつつ、

紐解き

暮らしの意味を掘り下げるのはそういう意図の部分。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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