奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの環境と過ごす時間の質的な改善は人生観も過ごし方も変化すると思いませんか?住まいの設計デザイン色々とキッチン空間とレイアウトの価値観。

2021年01月13日 | 設計の事デザインの事

設計とデザインのチカラで

注文住宅独特の

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR(アイランドキッチン展示)

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

 

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR(アイランドキッチン展示)

 

皆さんはアイランドキッチン

と聞いてどのような

印象を思い浮かべることでしょうか?。

 

キッチン(台所)には

様々なタイプがあり、

部屋の使い勝手や価値観によって

選択肢は異なってきます・・・・・。

 

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR(アイランドキッチン展示)

 

ですが、家全体の大きさが同じでも

細切れの空間ではなく、

広々と開放感のある空間に

リビングやダイニングスペース、

そしてキッチンを兼ねる空間として

選択するのであれば

アイランドキッチン(アイランド型キッチン)の

選択も暮らし方の可能性を拡張しますよ。

 

アイランドキッチンって

そもそもどんなキッチンなのか?

このように感じた方も

いらっしゃるかも知れません・・・・・・。

 

なので少し、

今回はアイランドキッチンについて。

 

そもそもアイランドキッチンとは

一体どのようなキッチンなのか

想像することができるでしょうか?。

 

アイランドキッチンとは

実はあまり一般的には

実際に設置されているケースは少なくて

どちらかというと

計画土地に余裕のある家であったり、

海外での印象の方が強いキッチンで、

名前の通りアイランド(島)のような

独立したキッチンのことをいいます。

 

このアイランドキッチンのメリットは

やはり開放的ということ。

 

独立したキッチンなので

狭いということはありません。

逆に広くて調理スペースにも余裕があり

使い方にも拡張性の高い

そんな選択が出来るものになっています。

 

今まで狭い中で料理していて

品数が作れなかったという方や、

コンロの範囲が少なくて

効率が悪く時間がかかっていた

などかなり不満も多い場合、

アイランドキッチンは

この全ての不満を排除してくれます。

 

また、広く確保されたキッチンは

効率性がかなり上がり、

狭かったキッチンも

広々と食材を取り出すことができます。

 

このように考えると、

キッチンで料理をする際の手間暇の感覚も

随分変わってきます・・・・・。

 

調理の仕方も人それぞれなので

その使い勝手も視野に

レイアウトを組み替えつつ

調理時間が楽しくなるデザインの工夫。

 

勿論、フルオーダーで

計画する事も可能ですが

毎日使う水まわりですから

どちらかといえば「システムキッチン」で

スマートに考えて

豪邸でよくある考え方の

ドライキッチンとウエットキッチンでの

個別空間をデザインする場合は

インテリアと空間イメージの用途も多いので

ドライキッチンに関しては「フルオーダー」も

重要な選択肢になりますよ。

 

シェフや板前さんを呼ぶホームパーティーには

必携ですから・・・・・。

 

そして、アイランドキッチンは

そのキッチン空間が広いだけの

メリットではありません。

 

もちろん他にもメリットはあり、

それは空間の一体化から

家族とコミュニケーションを

取りやすい環境になる

ということです。

 

人は環境に左右されます。

住みやすさだけではなくて

暮らし全般の気持ちや行動において。

 

例えば、

今まで閉鎖的なキッチンで

料理していた場合は

おそらくキッチンに居る際は

近くにリビング(居間)等が

間取りとして成立していたとしても

家族間での

コミュニケーションを

取りにくかったのでは・・・・・?。

 

特にテレビも視聴できず、

リビング(居間)に家族がいても

少し離れた関係のように。

 

仕組みの中、空間構成の中に

開放的をつくり出す事で

家族ともコミュニケーションを

とりやすく変化しますよ。

 

勿論空間と過ごし方に応じた

工夫は必要ですが・・・・・。

 

何かとコミュニケーションを

取りながら料理すると、

一人ぼっちではない環境で

共通の時間を過ごし

料理の時間、家事時間の質も

変化すると思いますよ・・・・・。

 

小さなお子さんがいらっしゃる場合なども

目や会話で確認しながら

調理できる事により

程よい距離感で過ごす事も。

 

ではこのアイランドキッチンでの

デメリットとはどうなのか?。

 

まず言えることは

それなりのスペースが

必要ということです・・・・・。

 

アイランドキッチンとして

構成を考える場合は

それなりのスペースが必要です。

 

ある程度独立しつつ

広々とした空間を確保するために。

 

そして収納にも工夫が必要で

アイランドキッチンは

収納を確保できるのですが、

収納棚をキッチンの上部に

計画する事は極力避ける為

配置(レイアウト)には収納容量の

計画性が対面の普通キッチンよりも

ポイントになりやすいです。

 

つまり、収納の機能性が少し低下するという事です。

キッチンは最小限のものだけでいい

という方にはあまり向いていないものに

なっているのです。

 

そして、基本的にキッチンカウンター上の

手元がリビング側や

ダイニングスペースからも見えるので

整理整頓や掃除があまり

好きではないという方は

向いていないキッチンかもしれません。

 

アイランドキッチンだけに

限った事ではありませんが、

家事空間の整理整頓は

効率性だけではなくて

過ごし方の雰囲気も変えますからね。

 

少しキッチンから

脱線した話しもありますが

過ごし方と暮らしの価値観を

意識する事が重要ですよ・・・・・。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

良い意味で暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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