日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

思い込み

2010-01-31 17:22:54 | Weblog
 オレオレ詐欺にかかりそうになった人(母親)の話を聞いた。少し、勉強になった。
 その人の息子が、「カゼを引いた、声がこんなで・・・」と言ってきた。明らかに、カゼを引いた感じで、苦しそうに咳をしている。・・・いつも鹿児島弁で言うのに、改まって何で標準語で言うのかな?結婚して永いこと東京にいるので、標準語を話すようにしてるのかな・・・と思った。
 「会社のお金と書類の入ったバッグを失くして、このままだと首になる・・・」って感じで泣きながら言う。「あんたも信用ないもんだね、・・・」「取り合えず*00万必要・・・」と言うので、「すぐ送りたいけど、お母さんの一存では決められないんで(鹿児島の女性は、夫を立ててて常にそんな感じだが)、一応お父さんに相談して直ぐに送るから」と言うと、「携帯も取られたので、新しい電話番号は・・・・」と新しい電話番号も教えてもらって、後日又電話をすると言うことで一応切る。
 で、この時、オレオレ詐欺にでもかかったらいけないと思って、身近な親族に、前の電話だとオレオレ詐欺の可能性があるから、今度息子から電話がかかったら、前のは間違いで、この番号になっているからと言って電話をする。
 で、翌日、(東京にいる)息子のお嫁さんに、「息子のカゼ、少しはいい?・・・」と尋ねると、「エッ、カゼ何て、全く引いていませんよ!」と言われて、発覚。
 ムーッ、これって、誰でも引っかかりそうな手口だなあ。
 初めに、息子だと信じてしまうと、なかなか疑うことが難しいことの証明かな。
 自分にも、つい最近(昨年12月)あった。家族が熊本市で会うのに、熊本市に行く途中のバスの中で携帯の留守電にメッセージが入っていた。
 今から、福岡空港からそこに行くって感じで入っていた。そのメッセージの声をバスの中で、家内にも聞かせ、何で熊本空港から来ないのかなあと不思議に思っていた。で、宿泊先のホテルで次女に会って、「どうして、福岡空港から来たの?熊本空港からの方が便利なのに・・・」と尋ねると、「私、ママから言われた様に、熊本空港からだよ。それに、電話なんか掛けてないよ。」と言われた。エッエッエッ、・・・そこでやっと気が付いた、→長女の声を次女の声と間違えていた!
 思い込みとは、怖いものです。

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絶対ボケない生活

2010-01-31 10:14:11 | Weblog
 「絶対ボケない生活」(フレディ松川、廣済堂出版、平成21年10月初版)なる本を読んだ。これ、家内が買ってきたのだが。同じ感じの本、何冊か読んだことあるが、その内容とダブること多いが・・・。
 以前読んだ内容では、一番ボケるのは、老後に経済的に一番安定していると思われている公務員で、その中でも、特に国家公務員。退職する時に、長が付いていた人は危ない。生真面目な人はボケる。頑固な人はボケる。笑わない人はボケる。友達の少ない人はボケる。心を打ち明ける人がいない人はボケる。ヤクザの人は、いつも緊張しているのでボケない。異性に関心のない人はボケる(そう言えば、つい最近亡くなった森繁久弥さん、女性にしばしば触っていたなあ)。クラブのママさんも、よく見せようとしているのでボケない。ボケている配偶者を持った相手はボケない。
 この本の中では、手を使う人はボケないと言った人がボケていて、手を頻繁に使う大工さんとかパソコンを1日中使っている事務系の人もボケると書かれている。
 又、理系の人はボケにくいとか、学校の先生でも、数学や理科の先生は、ボケにくいなんて書かれているが。
 更には、良妻賢母はボケる。専業主婦はボケる。韓国スターの追っかけ熟女はボケない。わがままに生きている人はボケない。歳を取ったら、ストレスをため込むのは、最悪って感じで書かれている。
 やはり、大切なのは、生き甲斐があり、自分が必要とされていることではないでしょうか。
 老後は特に「カキクケコ」:感動・緊張・くつろぎ・継続・好奇心かな。
 遊び心を忘れずに、かつ、何かに生き甲斐があって、常に周囲から必要とされていると自覚できていること。
 今からの時代、子どもや配偶者への最高のプレゼントは、ボケないで生きることらしい。(納得納得納得)

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