5年生の算数の授業での一場面。
「円周は直径の何倍なのか」という問いでした。
すでに「3.14」を知識として知っている子もいましたが、その子たちに対しても
「本当か?」
のように追及し、実際に計測してみることにしました。
ということで、ビンやペットボトル、お菓子の缶など、あらゆる具体物を持ち込んで子どもたちに計測させます。
なかなか面倒な作業で、
「先生~大変ですよ~」
みたいな声も上がります。
そこで、私は「待ってました」と言わんばかりに、この名言を教えました。
「いいかい。こんな言葉がある。
聞いたことは忘れる。
見たことは覚える。
やったことは理解する!!!」
ポカーンとする子どもたち。笑
あわてて
「いや、だからさ、耳で聞いたことっていうのはさ、一旦は覚えたつもりでも、しばらくすると…」
みたいに口早に解説する私。
ポカーンとあまり変わらない顔のまま、すこしは「へぇ」となる子どもたち。笑
そのまま活動に入りました。
名言の効果があったのかは不明ですが、活動自体はやりだせば子どもたちものってきました。
授業が終わり、一人の女の子が私のところにやってきました。
「先生、さっき、聞いたことは忘れるって言いましたよね。」
「うん、そうそう」
「だから、きっとみんな忘れますよ。先生が言ったその言葉も。聞いただけだもん。あはは」
笑いながら去っていきました。
なるほど。
この子の言う通りでしょう。笑
「円周は直径の何倍なのか」という問いでした。
すでに「3.14」を知識として知っている子もいましたが、その子たちに対しても
「本当か?」
のように追及し、実際に計測してみることにしました。
ということで、ビンやペットボトル、お菓子の缶など、あらゆる具体物を持ち込んで子どもたちに計測させます。
なかなか面倒な作業で、
「先生~大変ですよ~」
みたいな声も上がります。
そこで、私は「待ってました」と言わんばかりに、この名言を教えました。
「いいかい。こんな言葉がある。
聞いたことは忘れる。
見たことは覚える。
やったことは理解する!!!」
ポカーンとする子どもたち。笑
あわてて
「いや、だからさ、耳で聞いたことっていうのはさ、一旦は覚えたつもりでも、しばらくすると…」
みたいに口早に解説する私。
ポカーンとあまり変わらない顔のまま、すこしは「へぇ」となる子どもたち。笑
そのまま活動に入りました。
名言の効果があったのかは不明ですが、活動自体はやりだせば子どもたちものってきました。
授業が終わり、一人の女の子が私のところにやってきました。
「先生、さっき、聞いたことは忘れるって言いましたよね。」
「うん、そうそう」
「だから、きっとみんな忘れますよ。先生が言ったその言葉も。聞いただけだもん。あはは」
笑いながら去っていきました。
なるほど。
この子の言う通りでしょう。笑