小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

今年の先生たちの動きのよさが、ここに見える

2015-07-05 22:48:21 | 学級生活の攻略法
始業前、朝の職員室。
朝の準備を終えた担任の先生たちは教室へ上がり、残るのは教頭と私。
というのがだいたいの毎日のパターンです。

このパターンの中で、私は最近あることに気付きました。
「教頭先生、最近早いですよね」
「なにが?」
「職員室で二人きりになるのが」
「…あぁ そういえば、そうだね」

「早い」というのは、担任の先生たちが教室に上がってしまう時刻が早いということです。
始業まであと何分も残しているのに、もう職員室には私たちを除いて誰もいなくなります。
これは、最近特にその傾向があるということは、毎日職員室に居残る私にはよく分かることです。
昨年度なんて、始業のチャイムと同時に慌ただしく上っていく先生たちもよく見かけましたし、中にはそのチャイム以降もまだ教室に上がれずバタバタとしている姿もたまに見かけました。
でも、どちらかというとその方が普通じゃないかと思います。
これまでの経験からして。

それが、今年は本当に朝がスムーズ。
先生たちの動きが早い。
これが何を表しているのかと言えば、やっぱり担任の先生たちの学級経営の充実なんだろうと思っています。
学級にいいリズムがあるから、担任の動きもよくなる。
これは自然なことでしょう。
逆に「早く行かなきゃクラスが大変なことになるから」という場合もあるでしょうが、そっちではないことは、普段の各学級の様子からも明らかです。
どのクラスもなかなかいい感じで落ち着いています。

そして、その学級経営も含めて、各先生たちの仕事ぶりが充実しているのでしょう。
朝のリズムが安定しているというのは、社会人としては一日の仕事にいい影響を与えるもので、それができる人というのはまた仕事の腕前があるということにもつながります。

この朝の様子を見ていて、教務主任という立場から、私はうれしく思います。
担任をしていない寂しさは毎日痛いほど感じていますが(笑)、代わりに喜びに感じるのは、担任の先生たちが気持ち良さそうに仕事ができている姿が見られたときです。
そのために自分はできるかぎりのことをする立場だと思っています。

だから逆に、先生たちが慌ただしくしていて、仕事が回らなくなっている姿を見ると、責任を感じます。
自分にもっとできることがあるんじゃないかと、必死になります。

とりあえず、今のところ朝が気持ちいいリズムで学校がスタートを切れいているので、これをキープできればと思っていますが、そうもいかないときが来るのも重々承知の上です。
学校の好調ぶりをみる1つのバロメーターとして、朝の職員室で担任がはけてしまう時刻というものを、これからも気にしていきたいと思います。

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