令和元年 五月四日 御即位の一般参賀の日
晴れ渡る青い空と残雪輝く穂高のもと徳沢まで歩いた
晴れ渡る青い空と残雪輝く穂高のもと徳沢まで歩いた
あまりの忙しさに すっかり運動を怠っている体には、田代橋~徳澤の往復16キロはかなり堪えたのだが、それでも楽しく歩くことができたのは、河童橋~徳沢の中間地点に鎮座まします穂高神社奥宮に、御即位関連行事をお祝いする雰囲気にふさわしいお写真が今も飾られていたからだと思う。
夏ここを歩く時には木々は葉を茂らせているため、神降りる地の神が守る山を拝することはできないが、木々が芽吹く前のこの時期は、鳥居の向こうに明神岳が姿を現してくれるおかげで、神聖な気持ちが一層高まってくる。
鳥居のすぐ左には、囲炉裏焼きの岩魚を食べさせてくれることでも有名な嘉門地小屋があるが、嘉門地小屋は皇室と浅からぬ縁がある。
初代・上條嘉門地氏は山の宮様と云われた秩父宮殿下が槍穂を縦走された時にも案内されているし、2016年の夏 山の日制定記念日の式典に御臨席された敬宮様の超絶かわいいお写真を嘉門地小屋の方が撮られたりと、当地と皇室には浅からぬ縁がある。
上高地ルミエスタホテル「上高地通信」より
http://www.lemeiesta.com/blog/2016/08/entry-1252.php
http://www.lemeiesta.com/blog/2016/08/entry-1252.php
そんな嘉門地小屋から数十メートル先、いつもと異なり日の丸が掲揚されるなか、神様に日本の美し自然が守られること、両陛下と敬宮様の弥栄、次世代を担う若者が希望をもてる社会となるよう心をこめてお願いした。
参拝を終え一休みした休憩所には、昨年と変わらず2016年のお写真が飾られていた。
御即位にともなう10連休中だったこともあるだろうが、観光客がお写真を拝見しながら色々話しているのを聞いていた。
大人たちが口々に「皇太子様はご立派な方で安心だし、儀式のときの雅子様はお元気そうで美しかったけれど無理はなさらず活躍してほしい」と話しているなか、中学生ぐらいの男の子の「雅子様ってハーバードと東大とオックスフォード卒なんてスゴすぎるし、むっちゃ美人だし、世界に誇れる人で嬉しいな」という言葉と、その姉の高校生ぐらいの女の子の「今時 男子しか認められないなんて信じられない、そりゃ病むわ」という言葉が強く印象に残った。
そんな世論を反映してか、世論調査で女性天皇を支持する声が8割になっている。
そんなことも考えさせてくれる本については、またつづく
参照、
「受け継がれる絆」、「受け継がれる絆 その弐」
「皇太子様が登られていない山の神が皇太子御一家をお守りしている」