何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

何を守る? ワンコ

2019-11-20 09:51:25 | ひとりごと
ワンコが天上界の住犬になって3年と10か月。
最近あまりに忙しく、 経机のワンコとゆっくり語り合うことはできない私に怒っているのかい?
今日という日でさえ、時間マジックを使わざるを得ない状況だもんね
ゴメンね ワンコ
だからかな?
ワンコの気配を感じることはあるのだけれど、ワンコは私の夢にはでてきてくれないね
つい先日、経机のワンコの飲み物が、コーヒーとお茶になっていて驚いたのだけど、
それはワンコが家人の夢で、
「僕もそろそろあったかいお茶が欲しい」って訴えたからなんだってね
ワンコはコーヒーの香りがとっても好きだったから、毎朝コーヒーとお水、
夜にはお水とワンコクッキーをお供えしてきたけれど、
寒い時期は、お茶が欲しかったとは、気づかなくてゴメンね
 
当分の間 忙しい日々は続くのだけど、だからこそワンコの助けが必要なんだよ
これからは私の夢にも遊びに来てね
ところでさ、今月のワンコお告げの本
ワンコがお告げしてくれた理由がさっぱり分からなかったよ
 
「美しき凶器」(東野圭吾)
 
慢性的に忙しくなかなか本を読む時間がないので、今月はお告げがないかな、と心配していたのだよ
でも、調べものに行った図書館で、ワンコは本書をお告げしてきたんだな
だから、万障繰り合わせて本書を読んだのだけど、
ワンコが伝えたかった内容というものは、さっぱり分からなかったよ
 
本書はね、サスペンスとはいえ初版が1997年だから、ネタばれも許されると思うのだけど、
世界的に活躍したスポーツ選手たちが、自らのドーピングの過去を知るドクターを葬り去ったことから、
今度は、ドクターの現在の門下生に命を狙われるというストーリーなんだよ
 
東野氏の初期の作品で、捻りも味も無いけれど、
捻りも味もない分、軽快感はあったので一気に読むことができたよ
一気読みで気分転換できた、と感じた瞬間、
・・・このためにワンコは、本書を選んでくれたんだな、と思ったよ
 
少しだけ内容に触れておくと、
ドーピングの過去を知られたくない元スポーツ選手たちの強盗殺人が事件の発端なんだよ
これはもちろん、ドーピングをした選手の側の倫理観も問われるのだけど、
本書では、薬物や人体改造や生命倫理に反する行為を施した側(医療者)の罪もクローズアップされているんだよ
そう感じたのは、少し前に読んだ本が偶然にも薬や医療の二面性を問うものだったからかもしれないね
 
それについては又つづくとするね
 

神経痛を患ってからは、少し肌寒くなると、洋服を着たもんだね 
何を着ても良く似合っていたけれど、この服を着た時は、凛々しさよりも幼い可愛さが際立っていたよね